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敵対的TOBを防ぐために自社の持ち株を増やすとどうなりますか?
敵対的TOBの対抗手段として、自社の株を増やし、過半数以上にしてしまえば良いのでは・・? と思ってしまいます。 何故しないのでしょうか? NHKのこどもニュース並にわかりやすく説明してもらえたら助かります。 よろしくお願いします。
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株式公開とは市場からお金を集める手段。自社株の持分を増やすのはそれに反する行為。市場からお金を集める気が無いならそれでもいいですが、そうでない企業が多い。 流通している株のやり取りで株価が形成されるので、流通している株数が少なくなると株価が異常な動きをすることがある。最近だとVWの時価総額が瞬間的に世界1位になりました。そのような株の不安定な値動きによって、会社の業績が左右されるのはあまり望ましくない。 業績下落は株価下落を招きます。そうすると一度会社の業績が悪くなると保有している自社株の下落によっても決算が悪くなります。会社の業績悪化時の損失リスクを拡大させます。 敵対的TOBは防げますが、他のデメリットがあります。
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- masuling21
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上場している意味がなくなります。 すかいらーくのように非上場になる会社があります。非上場でも有名企業はあります。ロッテ、サントリー、竹中工務店、、、。
- trajaa
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>自社の株を増やし、過半数以上にしてしまえば良いのでは 設問が不鮮明。 「自社の株を増やし」とは、発行株数を増やすという意味?それとも自社株式の保有数を増やすという意味? 「過半数にしてしまえば良い」ということは、金庫株を過半数にするということなのかな? 確かに一時的には企業防衛に使えるのかも知れないが 過半数を会社自身が持ってしまうと、市場に流通する株が減少し適正な株価評価が得にくいとか もし、業績の低迷で株価が下落すると、保有している自社株の資産価値下落ー>一層の株価下落という悪循環にならない? また、インサイダーなどの恐れも排除できないし。 そういった企業の株からは投資家が逃げ出せば、企業にとってはマイナス。 そうすれば下がった株を買い占易くなるかもしれないし(過半数以下でも色々と要求する権利や拒否権はもてる) 子供ニュースの様にはいかないが・・・・