No1の回答にもありますが、短期的な利益を要求されるからです。
資金を銀行などから借りている場合、短期的にでも業績が悪くなると次の融資を受けられないことがあります。そのせいで手形を決済できなくなれば、倒産です。数年後には花開く技術があってもルールはルールで倒産です。
「一時は損をしても5年後に儲かればいいじゃないか!!」という考えもあるでしょうが、株主はそれでは許さないのです。出資者は別にその会社に投資する義務がありません。以下のどちらかの対応をすることになります。
A:「一時的に損するんだ。だったらそんな損するときにお金は出さないよ。銀行預金にでもしといた方がマシ。」とお金を引き上げてしまう。
B:「人の金を預かって、損をさせるような奴はいらない。設けさせてくれる奴をトップに雇うよ」と経営陣のクビを切ってしまう。
その結果、企業は長期の利益も求めつつも、短期的に業績を上げなくてはならないのです。