- 締切済み
高校の合唱コンクール
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
質問者さんがお考えになる「まともな合唱曲」ってなんでしょう? 日本の合唱曲の定番的な曲は聴衆や審査員の耳が厳しいので指導者が二の足を踏みます。 クラシックの有名な曲の場合は歌っている人に理解できない外国語の歌詞が問題になります。ドイツ語、イタリア語あたりだとまだ指導できる人は見つけ易いのですが合唱コンクールなどの選曲を見ているとフィンランド語やハンガリー語などのマイナーな言語の曲が目に付いて本当に理解して歌っている人がどれだけいるのか疑問を覚えます。 この質問サイトの外国語カテでもよく「今度○○を歌います。○○語の発音を教えてください」という質問を繰り返し目にします。ドイツ人が聴いてもドイツ語で歌っているとは気が付かないかもしれないレベルのカタカナ発音の団がコンクールでよい成績だったりということも実際あるのです。でもまあモーツァルトやオルフですらラテン語歌詞のアクセントや韻律の取り方を間違えて曲をつけている箇所はいくつもありますからね。外国語の歌詞がわからなくてもそれはささいな問題だとする人は少なくないのでしょうね。 でも私にはそうは思えないのです。歌うという行為の目標は「歌の世界を表現すること」だと考えるからです。そのためには少なくとも団員の半数以上、最低限「合唱指揮者だけでも」歌詞を原語のまま理解している必要があります。 その点J-POPなら発音の問題も歌詞が理解できないということもありません。すべての部員が「歌の世界を表現する」という知的な営みを共有することを目指し、その実現のために同時代の作品を選ぶことは正しいと思います。また合唱曲としてまともかどうかはその曲の出自ではなくて編曲者の手腕だとも思います。新鮮なアレンジを歌う人と聴く人が共に味わうにはある程度よく知られている必要があります。知っている人が多いだけに「合唱の名曲」よりも勇気ある選択だともいえます。
- tomei-
- ベストアンサー率29% (14/48)
現役の高校生です。 音高に通っていますが私自身は合唱部には所属していません。 まず始めに、私もコンクールでJPOPを使うことには反対の立場です。 このことを理解して頂いてから読んでください。 正直に申し上げますと、貴方の質問を見て、 「高校生の選曲センスがないと決め付けないで欲しい」と心から思いました。 私の高校の合唱部は、今年のコンクールで、 鈴木輝昭さん作曲・谷川俊太郎さん作詞の曲集“女に”を歌っていました。 これは生徒から提案された今日だそうです。 このような曲を歌っている高校もしっかりあるんだということを知った上での発言をして頂きたいです。 また、ご存知であったならば「高校生」と一くくりにしないで頂きたいです。 それと、No.1様が仰っている通り、それは音楽の文化の変化があるので仕方ないと思います。 そして、「まともな選曲=JPOPはありえない」というのも貴方の固定観念であり、 もしかしたらJPOPを選曲している人は、「合唱曲を選曲する」というレールから敢えて脱線して、新しい事をしてみたかったのかもしれません。 そのことを理解しようとせず、「JPOPは駄目だ」とただ仰っているのは如何なものかと思います。 歌い手の意思を考えて、それでも納得できないのであればそれでいいと思いますが、 それはそれで個人の心の内に留めておけばいいことです。 教えてgooに投稿して何の利益があるのでしょうか。 此処は質問をする場であり、愚痴を吐き捨てる場ではありません。 それと、耳が拒絶反応するならコンクールに行かない方がいいと思いますよ。 音楽は楽しんで聴くものです。 最後になりましたが、小生意気な発言をお許しください。 然し、現役の音楽をやっている高校生として、納得できない発言であったので申し上げました。 失礼します。
- peacementh
- ベストアンサー率36% (264/732)
しょうがないと思いますよ。 中学高校というのはいろんな音楽に関心があり、豊かな感性で消化します。 これが20を過ぎたあたりで停滞し、次第に新しいものがわかりにくくなっていきます。 そして、現代のJ-POPは進化が止まっています。 結果メジャーの音楽界の影響がそっくり学生に向けられていきます。 インディーズは大手メディアで取り上げられることは稀で、音楽に精通していなければ耳にする機会もないですが、ここだけは単独で今も進化が続いています。 学生がやりたがるような音楽=ポピュラーソング ポピュラーソングが停滞する=古い曲も選択此に含まれる 結果としてこうなってしまいます。 合唱用の伝統のある音楽はそろそろ、「古い伝統」として消えていくと思います。世代が変われば、定番も変わってきてしまいますね。 私は甲子園の応援で吹奏楽部が紅をやっているのを何度も何度も耳にして頭を抱えたものです。 歌の終わりの「なぐさめるやつはもういない」ってフレーズが、「あんたらが選手なぐさめてやるんだろーが!」 とツッコミたくなりますね。