電気分解
高校化学1の電気分解に関する分野で質問します。
電解質水溶液を電気分解した場合の陽極と陰極で生じる物質についてです。
陰極:(Hより)イオン化傾向の大きい金属の陽イオンが析出し、イオン化傾向がHより小さい金属の陰イオンが電離している場合は、水が電離してできているH+が電子を受け取りH2が発生する。
陽極:陰イオンが電子を放出する。放出のしやすさはハロゲン化物イオン>OH->SO4(2-),NO3(-) となる。よって、電解質水溶液中の陰イオンがSO4(2-),NO3(-) の場合は、水が電離したOH-が電子を放出し、O2を発生させる。 {4[OH](-)→4[e](-)+2[H2O]+O2}
陰イオンの電子の放出について質問ですが、例えば、ハロゲン(Cl-)は最外郭に電子を補充され8個の安定した電子配置をとっていると思いますが、そこから電子が放出されるとは、どういう状態の変化がおこるのでしょうか?(電子を剥ぎ取るのに必要なエネルギーは電池の電気エネルギーで、電気親和力の逆なのでイオン化エネルギーということなのでしょうね…)
そのあたりの仕組みについてご存知の方がいらしゃれば、解説していただけるとありがたいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても詳しく解説して下さいましてありがとうございます。 >電極表面で起こっている反応は可逆反応であると考えてください。 わかりました。確かにそのほうが考えやすいので、以降参考にさせていただきます。