>右側のコイルをEの方向に動かしたままにした場合、発生する誘導電流の向きはどのようになるのでしょうか?
右側の磁石ギャップ部での磁場は下(N)から上(S)に向かっています。電磁誘導についてのフレミングの右手の法則(人差し指が磁場の方向、中指が誘起起電力の方向、親指が移動方向)により右側のコイル下部は左方向に起電力が発生します。コイル上部では起電力は小さくなりますが右方向の起電力が発生するので結果的に正面から見て右周りの起電力が発生するため右側のコイルがEの方向に移動している瞬間はコイルは C がプラス、D がマイナスの電池のように働きます。
図の接続では上記の誘起起電力による誘導電流は C→B→A→D→C の向きに流れます。
補足
フレミングの右手の法則があったんですね。知りませんでした...。この法則を使って「右周りの起電力が発生する」ということは理解できました。 ただ、No.1の補足でも書きましたが、問題文や図にコイルが巻かれている向きが記述されていないのに、なぜ「C がプラス、D がマイナス」というように決定できるのでしょうか。 何かの勘違いかもしれませんが、ご回答宜しくお願い致します。