日本経済を救う、近江商人と松下幸之助の生き方
京都在住の30代の僧侶志望の者です。若造の法話をお話させてくださいm(__)m。
●日本はどんどん衰退しています。日本は世界最大級の借金大国です。
増税をしないと2020年までもたないという意見もあります。
現代人は、右肩上がりの時代に縛られた【お金儲け中心=拝金主義】です。
●(1)近江商人(日本の三大商人の一つ)
・日本は不景気で衰退していますが、不景気に強い近江商人の思想が見直されています。近江商人
とは現在の滋賀県(琵琶湖周辺)出身の商人です。
・トヨタ自動車、高島屋、大丸、伊藤忠、丸紅、日本生命、西武グループ、ワコール、ヤンマー、
島津製作所など日本を代表する会社の多くが、近江商人に由来している企業です。
・近江商人の基本理念である「三方よし」は社会貢献の思想です。
・近江商人の商売十訓(第一に社会貢献の思想)
商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。
(近江商人に社会貢献の商法を教えたのは僧侶です。社会貢献を菩薩行と言います。)
(2)経営の神様・松下幸之助
・松下電器の基本理念の「水道哲学」「企業は社会の公器」は社会貢献です。(松下さんは近江商人
から影響を受けています。松下さんはトヨタ中興の祖である石田退三さんの弟子ですが、石田さん
は近江商人の子孫です。)
(3)その他
・経済とは経世済民の略であり、「世の中を治めて人民を救う社会貢献」の意味です。
・働くとは「傍(はた)を楽にする」であり、働く事によって「他人を楽にさせる社会貢献」の意味です。
●以下は、本を出版する仕事(=出版業)よって社会貢献をし、多くの方に感謝されて喜んで
いただいている一例です。リンク先の下の方にある「カスタマーレビュー」をご覧ください。
どんな仕事でも社会貢献をしていますし、多くの方に感謝されて喜んでいただいています。
事業を通して社会貢献して感謝される喜びが、仕事で得る事ができる真の報酬なのです。
道をひらく (松下 幸之助)
http://www.amazon.co.jp/%E9%81%93%E3%82%92%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8F-%E6%9D%BE%E4%B8%8B-%E5%B9%B8%E4%B9%8B%E5%8A%A9/dp/4569534074/ref=pd_sim_b_7#_
・日本を衰退させた現代人は【拝金主義=物質主義】
拝金主義は【好景気不景気に左右される不安定な生き方】
・日本を発展させた明治人は【社会貢献=精神主義】
社会貢献は【好景気不景気に左右されない安定した生き方】
です。現代人と明治人は何から何まで正反対だと気づいていただきたいと思っています。
賛否両論のご意見をお待ちしていますm(__)m。
合掌