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かぐや姫は何しに地球へ
ありがちなパターンでは地球の若者を慕って期限付きで地球へ来ましたと、なりますが かぐや姫はおじいさんおばあさんの元へきました。恩返しでもなさそうですし都の若者のプロポーズも断り、やがて月へ帰ってしまいます。 何をしにやって来たことになっているのですか。
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天からお迎えに来た人(?)が、「汝、をさなき人、聊かなる功徳を翁作りけるによりて、汝が助にとて片時の程とて降ししを、そこらの年比そこらの金賜ひて、身を更へたるが如くなりにたり。赫映姫は、罪を作り給へりければ、斯く賤しきおのれが許に暫しおはしつるなり。罪の限りはてぬれば、斯く迎ふるを、翁は泣き歎く、能はぬ事なり。はや返し奉れ」と言っています。 「おまえ、幼いやつめ(じいさまも、天人に比べれば赤ん坊扱い?)。ちょっとばかり功徳をつんだから、お前の助けにと、少しの間(姫を)下したので、長い年月の間にたくさんのお金をもらって(おまえも)見違えるほど(金持ちに)になったのだ。かぐや姫は、罪を犯されたので、このように賤しいおまえのところに、しばらくいらっしゃったのだ。罪の期限も終わったので、こうやって迎えに来たたのに、おじいさんは泣いて嘆く。いけないことだ。早くお返し申し上げろ」のようなことだと思います。 簡単に言うと、天上で罪を犯したので、下界に追放刑になっていたようです。 ちなみに、なんの罪だったのかについては、過去にも質問があったようですから、そちらを参考にしてください。 http://oshiete.goo.ne.jp/search_goo/?status=select&MT=%A4%AB%A4%B0%A4%E4%C9%B1+%BA%E1&nsMT=&ct_select=0&ct0=&ct1=&ct2=
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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回答番号:No.3: 回答番号:No.4さんのご回答は、とても勉強に為りました。 ここでも、土佐守が初老、・・・というお話がありました。初老とはいくつぐらいなのでしょうか。以下に質問とご回答がありました。 http://okwave.jp/qa4564776.html
- ftogsr1974
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作者不明ということですが、紀貫之が書いたとされています。 元の物語は中国チベット自治区「斑竹姑娘(バスチウクウニャン)」。 竹取の少年ランパは一本の竹の中で泣く女の子を見付けた。 みるみる大きくなり2人は愛し合うようになる。ところが5人の地主や金持ち役人の息子達がその美しさに目をつけ言い寄ってくるが、娘は無理難題を押し付け彼らを退け、ランパと結ばれ幸せに暮らす。 無理難題の中身も酷似している所から、モチーフにしたと思われます。 土佐守として四国に赴任し「竹取物語」を書きます。 その際古事記に記された綴喜(つづき)の隼人の美女「伽具夜比売(かぐやひめ)」の名前を取り入れました。 藤原氏により冷遇されていた初老の紀貫之は、その鬱憤を晴らす為、物語の中でかぐや姫に言い寄る貴族達ちの名前に、実在の公家達ちの名前を当てはめています。ことごとく失敗する様で自分の気持ちを伝えたかったのか? ただ、土佐守で四国に赴任した際、最愛の愛娘を失っているそうです。 老夫婦に授かったかぐや姫は、いつか天に召されてしまう。 娘を誰にも渡したくない親心も垣間見れますし。 子供を失うという事が親であればどれほど辛いか。 野口雨情の「シャボン玉」も子供を亡くした唄ですし。 そんな思いを感じました。 ※自分の回答の出自は、星野宣之氏のコミック「宗像教授異孝録.第6集」を参考にしました。 興味がありましたら是非。 ですので専門家ではありません、ご容赦を。
お礼
ありがとうございました。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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下界化生の根因が天界での罪(過ち)というお話は、ヒンドゥのマハバーラタで、シャンタヌとガンガの八人の息子でも同じパターンですね。 これも天界という界での秩序かもしれませんが、ある天仙(私は、存在が当為原理だと存じます。八人の息子も)を侮辱(抵触だと存じます。当為同士が相互にぶつかり合ったのだと存じます。)したことの、贖罪として、下生し、ガンガは最後のビシューマの他は、直ぐにガンジスに浸して、天界に戻した。(ビシューマはシャンタヌの懇請で助けた。替わりにガンガが自らの流れガンジスに身を浸して、天界に戻った)というものですね。 かぐや姫も贖罪であるとするならば、何らかの違背行為でしょうが、この女性の出自が明確ではありません。 日本でいう天界には、性のことがあるのかどうか、不明です。 どんなことの性があるのか不明です。 天界も、肉を備えている界かどうかも不明です。 最も、行為は観念したり、思ったりしても、行為であるということにはなっていますが。 贖罪であるにしても、性であるということは全体の流れの中から少し受け取れません。 私は、下生して、他界をみて、少し成長に資しなさいということくらいではないかと、存じておりましたが。 贖罪というのは後付けの編集、紡ぎ解説ではないのでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 大人の話ですね。 一般的にしられている話から感じるところでは、もっと地上にいたかったようで、罰則とは思えませんね。
- kazefuku4
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うろ覚えで恐縮ですが、 かぐや姫は月世界でなんらかの罪を犯し地上へ追放された。 その後許され、迎えが来た。 という話があったように思います。
お礼
ありがとうございました。 まったく初耳です。
お礼
ありがとうございました。 大人の話ですね。 しかしかぐや姫は地上へ降ろされた事は苦痛ではなかったような気がします。 帰りが近づくと沈み込んでいったんですよね。