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流体力学のベルヌーイの法則についての問い

流体力学の問題で難解なところがあります。よろしかったら、解説をお示しください。→半径6m、高さ5mの円筒容器の下に半径0.1m、高さ1mの排出管がついた装置がある。いま、この排出管が下向きの状態で装置はある。この装置内に、粘性を無視できる流体を満杯に入れた。このとき、流体が最上部から3m降下するまでの時間はいくらか?ただし、流体の密度を6〈kg/㎥〉、重力加速度を9.8<m/s^2>、大気圧は一定とする。 答えが、300秒くらいになるというのですが、どうもたどり着きません。 自らの考えとしては、排出口下端の速度をベルヌーイの式から算出して、流量を求めて… または、 装置の上端から3m降下地点まで、ベルヌーイの式をたてて、速度を微分形にして微分方程式を解く… この2つの方針でとける気がするんですが… どうもうまくいきません。どなたかお願いしますm(__)m

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  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.2

流管のエネルギー収支は下記ベルヌーイの定理。 u1^2/2+gZ1+P1/ρ1+W=u2^2+gZ2+P2/ρ2+F u1,Z1,P1,ρ1: 流管の一端での流速、高さ、圧力、密度 u2,Z2,P2,ρ2: 流管の他端での流速、高さ、圧力、密度 W:ポンプなどで流体に与えられるエネルギー F:摩擦などによるエネルギー損失 質問では、W=0、F=0(粘性を無視できる流体)です。 また、タンクの水面、排出管が大気圧に開放であれば、P1=P2、 流体が液体ならばρ1=ρ2、 タンク液面の断面積S1と出口の断面積S2を比較して、S1>>S2から、 u1=0としてよい。 したがって、 gZ1=u2^2/2+gZ2 Z=Z1-Z2 u=u2 とすれば、 Z=u^2/(2g) u=√(2gZ) 一方、タンクの液面がdZだけ低下するのに要した時間をdtとすれば、 流出する体積は等しいから、 S1dZ=-S2udt S1dZ=-S2√(2gZ)dt dZ/√(Z)=-(S2/S1)*√(2g)dt 液面がh1からh2まで低下するのに時間がt1からt2になったとして 積分すると、 2*(h1^(1/2)-h2^(1/2))=-(S2/S1)*(2g)^(1/2)*(t1-t2) t2-t1=2*(h1^(1/2)-h2^(1/2))*(S1/S2)*(2g)^(1/2) 与えられたデータを代入して解くと、1167[s] 「300秒くらいにな」んかならない。 文字化けしているところがあって、 「流体の密度を6〈kg/㎥〉」 が何のことかわからないが、6[kg/L]なら普通の流体じゃないし。 「半径6m、高さ5mの円筒容器の下に半径0.1m、高さ1mの排出管がついた装置」 これも不明確だ。排出管の排出口からタンクの液面までの高さはどれほどなのか。 4[m]か5[m]か6[m]なのか、排出管の高さが1[m]なのか、長さのことを言っているのか。タンクの高さが5[m]で排出管の高さが1[m]なら、その差は4[m]だが。 いずれにしても、「300秒くらいにな」んかならない。 摩擦があるとすると、試算法じゃなければ解けない。 はじめの高さが5[m]でも6[m]でも摩擦がないとしたときの流速のままで液面を3[m]低下させるのに要する時間がすでに 300秒をはるかに超えていないか。

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  • masa2211
  • ベストアンサー率43% (178/411)
回答No.1

>速度を微分形にして微分方程式を解く… 実務上は、それでは面倒なだけで余り意味が無いので別方法をとります。 (微分方程式を解くのが間違っているわけではないが、数秒かわるかどうかという違いしか生じない。) 初期流量と最終流量を出して、その平均流量で全時間流出するとして計算します。 流量=√(gh)*Aだから、 初期流量:Q=√(9.8*6)*0.1*0.1*π =0.24m3/s 最終流量:Q=√(9.8*3)*0.1*0.1*π =0.17m3/s あとは、容積を平均流量で割れば終り。 くそまじめに微分方程式を解かなくても充分な近似解になります。 充分な近似解と思えないなら、たとえば水位50cmで輪切りにして時間を計算し、足し合わせます。 そうやった結果は、1650秒。 でも答は300秒。 うん? もしかして、流量を求めるとき、√(ρgh)*Aと計算していませんか? こうすれば275秒となり、答と合うけど.... ρが増えると圧力が増えるけど、流れにくさも増えるから、結局ρには影響されません。 ですので、これは計算間違いであり、300秒という答は変。 あと、演習問題では以下のことまで求めていないと思います(もうしばらくしてから習うことになります。)が、 管を1m流れるための摩擦損失と、容器から管へ入る部分の流入損失があります。 今回は管が1mと短いので摩擦損失は無視できるとしても、流入損失は無視できません。 容器から管に移るところに丸みやテーパーがついていればまだしもなのだけど、 そういうのが無い場合、流量は理論値(ベルヌーイの式で単純計算)の2/3くらいまで落ち込みます。 つまり、1650秒でなく2300秒。 流体力学では、以下のページを参照してください。 小形オリフィスの、「縮流」「流量係数」 または 管路の損失係数のうち、入口損失 表現はだいぶ違いますが、同じ現象を指しています。 もう1つ、排出管頂部が負圧になるかどうかの確認も必要ですが、今回は関係なさそうなので省略します。

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