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繰越利益剰余金勘定

勘定科目に関して質問させていただきます。 どうして、未処分利益勘定や未処理損失勘定がなくなり、繰越利益剰余金勘定に統一されたのでしょうか。同様に、どうして社債発行差金勘定がなくなって、社債の額面金額の計算方法が変更されたのでしょうか。 その変更に関する意図とをおしえていただけませんか。 回答よろしくおねがいします。

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回答No.1

こんにちは 1.未処分利益勘定、未処理損失勘定がなくなり繰越利益剰余金になった理由 →http://kaisyahou.jiten.name/2006/11/post_113.html 剰余金の配当 →http://kaisyahou.jiten.name/045/ このあたりを読んでもらえばわかるでしょうか? 新しい会社法による見直しが行われた結果、配当回数の制限がなくなり 利益確定と利益処分が切り離されたため、 「株主総会による利益の確定」と、それに伴う「利益処分」という概念が無くなった つまり『未処分』、『未処理』という概念がなくなったためです。 利益確定 → 未処分利益(処分が決まっていない) → 定時株主総会による利益処分確定 → 配当 という一連の流れから 利益確定 → 繰越利益剰余金 → 分配可能な範囲内であれば、何回でも配当可能(都度決定) という流れに変わった 2.社債発行差金の除外 http://blog.livedoor.jp/ligaya_cfo/archives/50580150.html これも見直しが行われ 変更前 「社債金額をもって貸借対照表上に記載する。」 から 変更後 「社債を社債金額よりも低い価額又は高い価額で発行した場合など、 収入に基づく金額と債務額とが異なる場合には、償却原価法に基づいて 算定された価額をもって、貸借対照表価額としなければならない。」 (金融商品会計基準(案)26) というようになったためです。 変更の意図は、社債発行差金は「金利の調整の性格」と認められるため 償却原価法を適用し、正味債務額を貸借対照表上に表示することが適当 と考えられるため。 ※上記URLの改正の背景を参照 償却原価法 → http://bokiron.livedoor.biz/archives/11273349.html ご参考まで

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