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なぜ仮定法過去という?
現在のことで「~だったら」と言うのに「仮定法過去」をつかいますよね。そもそも、なぜ、現在のことを言うのに過去形を使うのでしょうか。受験生の頃は疑問にも思わなかったことが、最近不思議でなりません。なにか、英語的な理屈があるのでしょうか。
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- P-Tech
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私も同じように「不思議だなぁ」と思っています。 私なりの想像を書きますと、 ●過去に起きた事実→変えられない ●絶対に起きることのない事実→実現できない→変えられない 両方「変えられない」という共通点が、表現に表れたのかなぁ? そんなふうに想像して、一人で納得しています。
- trgovec
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名称については単に形が過去形(のような形)にすぎないのですが、どうやら疑問点はそこではないようですね。 日本語の「~だったら」だけでなく非現実の仮想を述べるのに過去「系」(普通の過去形と全く同じとは限らないということ)の動詞を使うことは印欧系言語では古典語から現代語まで広く行われていることで、接続法(仮定法)が徐々に使用範囲を狭めていく中で現代ももっとも幅を利かせているところでもあります。 英語だけにみられる現象ではなく、また日本語の「~だったら」同様使う方はごく当たり前に使っているのではっきりとした「理由」を求めるのは困難です。 接続法の本質は話者の頭の中で考えられたことであり現実かどうかを必ずしも問題にしないことにあります。#3さんの例文でいえば goes や went にすると確実な現実になってしまいもはや demand するような事柄ではなくなります。 一方、明らかに事実に反する仮想も頭の中で考えられたことに変わりなく、過去「系」の動詞が使われる理由として「詳解ラテン文法」という本には 「…事実が明らかに存在しない場合、現実とは反対に <かりにその事実があったら> という状況を考えることも、ひとしく <主観的内容> であることにかわりはない。そしてこの時は、話者の心中に <回想> が働くため…」 であると書かれています。もっとも数千年前に始まった習慣について確実な証拠があるわけはなく、一つの考え方としてこういうのもあると考えてください。現実には広い地域でみられる習慣と理解しておいていいと思います。
- Oubli
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日本語でも現在の仮定なのに「~だったら」という過去形を使います。これは多くの言語に共通する傾向だと思います。ただし、日本語でも余計な「ら」がついているように、英語でも通常の過去形ではなくて、仮定法過去(接続法過去と呼んでほしいのですが)になります。違いはIf I wereとかIf it wereとかになる点だけですが、口語ではwasの方が普通ですから区別できません。 ちなみに、接続法現在というのも英語に細々とながら存在しています。I demanded that he (should) go with me.のgoなどです。実用的にはshouldの省略と考えて良いのですが、実はshouldのない用法の方が元の形です。wentだと過去の事実になりますが、事実とは別次元の事象を示すのが接続法です。これを過去形にすると仮定を示すことになります。
初めまして。私も丁度同じ疑問を持ったことがあります。 私は「仮定法」と解いてスーパーなどで売っている「イカ明太」と解きます。その心は..... そもそも「仮定法」という用語が良くないですね。 正直私も英語的な理屈は知りません。でも、英語だけを勉強している人って疑問に思わずそのまま呑み込んでいる人が多いです。でも、他の外国語も勉強すると、英語も客観的に見れるので、何となく分かったような気もします。 そう言えば日本語でも、ご質問にもあるように「~だったら」というように過去になっていますね。どうしてでしょう。 ↓に似たような質問があります。
- igig
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先日、NHKの英語番組で見ていて私が納得した説明です。 「過去形」は対象との距離が離れている場合にもちいられるものであり、「仮定法過去」とは「現在(現実)」との距離が離れている状態である。 確かこんな感じです。まさに「~だったら」は決して現実にはなり得ません。 学生時代にこの先生(番組)と知り合っていたらもっと英語が得意になっていただろうに、と「仮定法過去」そのものの感想を抱きました。