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どこの国でも結構です : 立場の違いで話し方が変わる事ってありますか?

日本の場合なのですが、たとえば学校の先輩や職場の上司、それとか、ずっと年上の親戚の前に出た場合、普通は相手に敬意を表して丁寧語を使ったり、また礼儀作法にも気をつけると思います。 これは、相手との身分や立場の上下関係がハッキリしている場合におきると思います。 考えたのですが、これは儒教の影響が今でも残っているせいかなと思うのですが、外国の場合はどうですか? 目上の人の前では言葉遣いや態度が変わりますか? テレビや映画で見る欧米の日常のシーンですが、職場の上司でも名前を呼び捨てにしたり (決して部長とかの役職名で呼んだり、個人名で呼ぶ場合でも丁寧に Mr. Smith とか言わなかったと思います)、また上司の前でも足を机の上に投げ出して会話したりするシーンが多かったと思います。 目上の人に対する言葉遣いや態度は国や文化によって大きく異なるように思いますが、あなたがよくご存知の国ではどうなっているのでしょうか?

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  • nidonen
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回答No.3

 もと米国在住です。米国でも上下関係による態度の違いはあります。 ただ日本ほどの濃淡はないので、我々の目から見るとフランクに見え るというわけです。  たとえば体育会だったら、選手が監督に名前で呼びかける例は グッと少なくなります。返事の基本は「 イエス、コーチ! 」ですね。 もちろん、親しみやすいように名前で呼んでくれというコーチも いるにはいますが、基本的には全米的に coach が呼称になります。  ビジネスの場面だと、Mr. Smith はよくありますよ。それがイヤ なら最初に「 ジョンと呼んでください 」と言われますが、それ抜きで いきなりジョンと呼んだらなれなれしく感じられることでしょう。  日本と違うのは、部長さんとか社長さんに相当する呼称がないこと ですね。日本だと、鈴木社長とか田中部長と呼びますが、英語では あくまで Mr/Ms. Smith になります。これは言語間の文化の差です。 簡単に言うと、英語では役職名を属人的に使わないということです。  あと英語ならではの丁寧表現は、Sir ですね。ホテルのスタッフは 日常的に使いますし、レストランなどでもそうです。あるパーティーで スタッフに「 ○○はありますか? 」と聞いたら、「 Yes, Sir! 」と 言われ、面映がったことを覚えています。 > 上司の前でも足を机の上に投げ出して会話したりするシーンが多かったと思います。  これも文化の差ですね。たとえばビジネスの現場ではさすがに 足を机に載せることはありません。でも、足を組むのは自由ですし、 屋外なら手をポケットに入れて話すのは失礼ではありません。 どこからが失礼に当たるのか、のハードルが低いわけです。  なお英語も、話し方次第で育ちがバレる言語であることに変わりは ありません。帰国子女は一見英語がペラペラですが、実は子供の英語 のケースが多く、ビジネスでは失礼になってしまうことがあるのです。  いっぽうで生真面目な教科書英語は、「 学校の先生みたいな話し方 」に 聞こえるそうです。私自身、飛行機でたまたま隣あった人と話して いたら、あなたの英語は大学教授みたいだねと言われたことがあります。

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質問者

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有難うございました。 帰国子女の例ですが、私たちが聞いていると、完璧なネイティブに聞こえるのですが、子供が話している英語というケースが多いのですね。 なるほど、これは初耳でした。 たしかに小さい頃に話し方を覚えて、そのまま日本に帰国している人が多いでしょうから、「大人の英語」が身に付いていないのでしょうね。 また、Sir という表現ですが、いくら調べてもピタッとくる訳語は日本に無いですね。 やはり英語圏独特の表現方法だなと感じました。 よくライス国務長官がインタビューを受けるシーンで、彼女もインタビューアーも高々と足を組んで会話していますが、これも日本ではあまり見かけないシーンだと思います。 日本で足を組むというのは行儀悪いとか、ダラッとしていると思われがちですからね。 男性がポケットに手を入れるのもそうですね。上司の前では決してやらないと思います。 英語圏のマナーについて勉強したように思います。有難うございました。

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noname#76229
noname#76229
回答No.5

>また上司の前でも足を机の上に投げ出して会話 確かリュック・ベッソン 監督の仏映画『TAXI』シリーズの警察署長室でもそんなシーンがあったような(笑) でもステレオタイプ的には限りなくアメリカっぽいですよね。 フランス語における文法はNo.2様が触れて下さったことに相違ありません。 数年滞在した経験上、身内や親しい友人、目下の者や子供等に対しては「tu」を用い、一般的には馴れ馴れしくなく失礼にも当たらない「vous」を用いた方が無難です。 自ずと動詞の活用も全て異なってきます。 でも現実世界は文法上の問題のように正誤の次元を問うものではなく、むしろTPOと相手とのフィーリングとの兼ね合いが大きく絡んできます。 初見は「vous」でもすぐ相手に一言断った上で「tu」を用いていく方が親密度が増す場合もありますし、実際の場面に遭遇しないと何とも言いきれないと私個人的には思います。 また、夫婦間でさえ「vous」を用いて呼び合うフランス人家庭も何軒かありました。 年配のそれなりの出身家庭では決してレア・ケースではない、と私のフランス人の友人から聞きました。 でもこれは日本でも年配のご婦人が丁寧語を用いて伴侶に話しかけるのと同様なニュアンスなのかもしれません。

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質問者

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有難うございました。 フランスでも相手との距離で微妙に言葉遣いが変化するのですね。 考えてみたのですが、言葉遣いや振る舞いの面で、上司の前でもあまり変化しないのは、やっぱりアメリカが一番かなと思います。 たとえば、上司の前で足を机の上に投げ出す、机に腰掛ける、ポケットに手を入れる、ガムをクチャクチャ噛む、(警察官や兵士が)帽子のひさしをチョンと上に上げる ・・・ などなど、日本では考えられないような動作をする時があると思います。 やっぱりアメリカとヨーロッパとでは文化の違いが大きいと思いました。

  • riderfaiz
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回答No.4

タイからです。 タイでは年齢による上下はすごく厳格です。 タイの挨拶は日本の合掌によく似ていますが、その細かい所作が目下、 若輩者が目上・年長者に対してやる場合とその逆では微妙に違います。 また迷信的には年長者と若輩者が会った場合、年下のほうが先に合掌を しないといけない、年長者が先にやると年下の人は早死にすると言います。 また人の名前を呼ぶ時、堅苦しい場合は名前に日本語の「~さん」を つけて呼び合うのは年上でも年下でも同じ言葉で区別がないのですが、 親しい間柄になると逆に年長/年下の区別が明確になります。 タイでは名前のほかに呼び名/通称があるのですが、年下が年上の人を 呼ぶ場合はその呼び名の前に「ピー」をつけます。逆に年下の人を呼ぶ 場合は「ノーン」とつけます。また名前を呼ばずに「ネズミ」という 意味の「ヌー」と呼ぶ場合もあります。年下の人も年上の人に対して 自分のことを「わたし」と言わずに「ヌー(ねずみ)」と言います。 あと職場での上下関係は厳しく、Yesという時、上司に対しては 「Yes Sir」に相当するタイ語(クラッポン)が使われます。 ほかにも色々ありますが、とりあえずこの辺で。

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質問者

お礼

有難うございました。 へー、なるほどタイでは日本以上に身分や年齢による上下関係が厳しいのですね。 でも目下の人が自分の事をネズミと表現するというのは、他の国には無い、タイ独特の文化かも知れないですね。実に興味深いです。 また、合掌のやり方が微妙に違うというのも初めて聞きました。 タイの文化について、とても勉強になりました。

noname#125540
noname#125540
回答No.2

>また上司の前でも足を机の上に投げ出して会話 それはアメリカ的なのでは(笑) 常々私も疑問なのですが、ヨーロッパ人はどうなんでしょうね?  フランス人とか。あるいはイギリス人は?? 英語も丁寧な表現というのがありますので、 誰にでも同じ言葉遣いや態度で良い、というわけではないようです。 年齢の上下はあまり気にしない文化みたいですね。 兄弟姉妹に当たる一語が無いとか(あえて分けない限りbrother/sisterで「兄」「妹」のような年齢差が見えない)。 ラテン系の言語もそうかもしれません。 フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語などは、相手によって言葉遣いが変わります。 大雑把に言えば「僕・君」か「あなた・わたし」かです。 「君、あんた」を使うか「あなた」を使うかで、動詞の活用が変わります。 年齢差というよりは、立場の違いや親しさの度合いのほうが影響あるようです。 スペイン語、ポルトガル語と言っても、ヨーロッパ側とアメリカ大陸側で使い方がちょっと違います。 英語にしても欧州諸言語にしても、丁寧語はあるが日本とは使い分けの感覚がなんか違う気がして、よく分かりません。 これはスペイン語の場合です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3982206.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3347265.html

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質問者

お礼

有難うございました。 日本語以外の言葉でも、一応は相手によって言葉遣いが変わるケースがあるようですね。 ただ、日本語はその中でもかなり特殊かなと感じました。 例えば自分を指す表現ですが、英語では相手が誰でも I としか表現しないように思います (学校で習った範囲では) が、日本語では「私、僕、俺、ワシ、小生、小職、自分、手前、アッシ ・・・」等々、数え上げればキリが無いほど多いです。 言葉ってその国の歴史や文化を表すと聞いていますが、その意味でも日本語の特殊性を感じました。

回答No.1

韓国語には敬語があります。 というか、普通に話す言葉は大体敬語です。 それに対して「パンマル」という話言葉があります。 これは無理矢理約せば「ぞんざい語」とでもいうのでしょうか、 ごく親しい間での会話に使われる言い回しです。 ビジネスやそれほど親密でない間でパンマルを使うと非常に無礼だと相手に思われますが、逆に仲良くなった人からは「水臭いからこれからはパンマルで話そうよ」と言われます。 やはり韓国の場合は儒教の影響が濃く、例え1歳だけでも年が上ならその人は年長者として扱われますので会話にもこういった影響が出るのだと思います。

net-server
質問者

お礼

有難うございました。 韓国は日本以上に上下関係が強そうですね。 儒教の影響が今でも多く残っているのでしょうね。 勉強になります。

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