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「北の国から」の一場面で。
「北の国から」で、蛍が不倫して医者と同棲し、そこに五郎と純が出向く場面がありましたよね。 五郎は終始、蛍を叱ったりせず、「お医者さんに宜しく」とシャケを手渡し、「いつでも帰って来るんだぞ!」と叫ぶ場面で、私はその場面はかなり好きでいつ見ても泣けてくるんですが、妻は違いました。 私は、このシーンで、五郎のどっしり構えた態度がすごく好きで、もし自分に娘が出来て同じ立場になったときも、その位どっしり構えるのが子供への優しさなのかなと思ってましたが(実際に自信があるかは別として)、 妻は、私だったらそんなこと許せん!相手の男と娘を理屈抜きに張り倒す! と言います。 皆さんはこの場面見てどう感じましたか。いろんな意見を聞きたいと思ったので質問させて頂きました。
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それが五郎の育て方、考え方なのですよね、きっと。 いつも、叱り倒したり、自分の考えを一方的に伝えるのではなく、相手を見守り、帰ってきたら温かく愛をもって迎える・・・そんな風に子供たちに接してきたように思います。特に蛍に対しては。 自分の手で育ててきた蛍の気持ちや行動を信じているのでしょうね。 そしてそれがたとえ誤りで良いことではないとしても、一時的なものであり、良心の呵責を持ってそれでもそうしたんだ、と蛍の行動を考えたのかな・と思います。 五郎らしい親の行動だと思います。 でも勿論それだけじゃ親子関係・教育は成り立つわけではなく、足りない部分は六郷の人々が補ってくれているんじゃないかな。 私だったら、やはり五郎と同じ行動をとりたいです。 だって充分大人になった二人であり、信じた娘とその娘を愛してくれた人の行動を、受け止めたいです。 その後もし娘が自分の行動に傷つき疲れて帰ってきたなら、迎えてあげたい。 そこからまた始めてもいいと思うのです。甘いかもしれませんが、不倫なんて誰か一人の責任とは言い切れないですしね。 五郎は、「富良野に帰ってくるのは恥ずかしいことじゃない」っていつか東京に行く純にも言ってましたよね。五郎自身も結局東京から富良野に戻って来た人ですし、そういう背景もあって、こういう行動を五郎はとったのかな・と思います。
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- aasa55
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私は娘の立場で見ちゃうんですけど, おお泣きしました(>_<) 五郎さんはとにかく優しくて,特に蛍に対しては無条件に優しくて, 私は反抗期もあったし,お父さんが厭で厭でたまらない時期もあったけど,五郎さんを通して,娘に対する父親の気持ちを感じたりしてきました。 五郎さんらしい台詞だなって思ったし,感動というか,尊敬というか,責めたりするよりも立派だと思いました。きっと蛍は富良野を出ちゃったから気まずい気持ちもあって嬉しかったと思うし,愛されてることを感じたと思うし,蛍にはあの時それが必要だったと思います。 純には許さんって言ったのは,息子と娘の違いかもって思いました。あとは夫を取られた奥さんの気持ちよりも奥さんを取られた夫の気持ちのほうがわかりやすかったのかな…。この回答を見るまでそんな五郎の矛盾には気付きませんでしたが,なんとなく,どちらも五郎さんらしい気がします。
お礼
返事遅くなり申し訳ありません。 愛されていることを自然に感じるっていうのが一番大事なんだなと思いました。
- sinnkyuusi
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蛍に母親の不倫現場を見せてしまう連続の頃のワンシーンが、20年越しの伏線になっているのだと思います。 蛍が母親の不倫現場を見てしまったのは、美容院に連れて来てしまった五郎の責任。 きっと、五郎はその時蛍を連れてきてしまった事を、蛍に対して申し訳なく思っているんじゃないかな? 蛍が不倫してしまうのも、あの現場を見せてしまった自分に責任があるのではないかと…。 それで、精神的にボロボロになった蛍に優しい言葉をかけているのだと思います。 …違うかな(笑)? >皆さんはこの場面見てどう感じましたか。 父親の娘に対する愛情を感じました。 さらに、「やるな、倉本」と思いました(笑)。
お礼
もしかしたらそういう推測もあるのかもしれませんね。 少なくともあの場面では蛍は精神的にぼろぼろになってるわけで、そういう状況下でも不倫は最低最悪だから、容赦なく張り倒す!って行動に出ることはどうしても信じられないのです。妻とそんなことで意見が食い違ったのですが、これから妻とうまくやっていくのも大変だなーと思ってます。
- emirinn0
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はっきり言ってこのシーンに憤りと「?」を感じている者です。 蛍は、自分の母親の不倫現場を父である五郎と共に目撃した。 そして両親は離婚に至った。 んで、自分は不倫してる。 「何やってんだ?お前」って思いますね! で、それを咎め無い五郎・・・ 「おいっ!妻は許さず、娘は許すんかい!」って思いますね。 (ま、五郎は、年取ってから、妻を許せばよかったと言ってましたがね。) ここで五郎が一言も蛍を咎めずに、母親の事も何1つ話題に出さずに優しくして過ごすなんて・・・ 「おいおい、子供に気ぃ使い過ぎ。全く父親の威厳も何もありゃしない」 と思いました!!! もちろん蛍は充分に苦しんでいる。それは分かっている。 それでも、一言咎めるのが親だと思いますよ。 私はね! 母親の事も持ち出すべきでしょう。 だって、蛍と一緒に不倫現場目撃したんだから。 で、内田ユキと純の時には、五郎は形的には不倫である事を指摘。 自分と元妻のいきさつ考えたらこちらが順当でしょう。 で、思った事は、 「息子と娘でこんなに反応違うんかい?? あ~あ、ほんと、娘にはビシッと出来ない父親なんだな。情けな~い」と思いましたね。 娘にも優しい言葉掛けたなら、息子にも同じ対応しろって言うの! 子供の間で差をつけるなんてね。 北の国からってドラマ、好きなんだけどさ~。 蛍の不倫の時の五郎の対応だけは、どうも腹立たしいんですよ。 誤解しないで欲しいんですが、不倫がいけないっていうんじゃなくて、その娘と共に妻の不倫現場を目撃して許せずに離婚した父親として、そんな対応でいいんか?ってとこで。 このシーンの五郎に共感、感動する人は、自分の夫(妻)が若い娘(男)と駆け落ちして、その父親がその娘(息子)を何も咎めずに優しい言葉しか掛けなくっても、その事に感動するんでしょうかね? もし違うなら、なんか、共感、感動って偽善っぽいなぁ。 (私、これで質問立てちゃおうかな・・・)
お礼
読んでて中々興味深く感じました。 そういう考えもあるんかも、と思いました。親の威厳がなさすぎ、ってことですよね。 質問立てられたら参考にさせてもらいますね。
- ozisan
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私は、「ダメな事はダメ」と思いながら生きていますが、この場面では五郎さんの父親として娘を思いやる強い愛情に感銘しました。 しかし、純が羅臼で小学校の時の担任の先生に内田ユキ(役柄名忘れました)と付き合っている事を聞いて、微妙に気にしているシーンは何でだろう?と思っています。
お礼
今日、その羅臼での話の再放送やってて、ちょうど参考になるかなと思って見てしまいました。 そこで思ったのが、多分五郎さんも、人妻に手を出すこととか、不倫は絶対にあってはならぬ、って考えだと思うけど、質問のシーンは、予め人(不倫相手の奥さんなど)から状況を聞いてたこともあって、どっしり構えることが出来たんだと思います。
やっぱ女のほうが現実的だからだと思いますっ!
お礼
なるほど!女性は現実的な人多いですよね。 別の質問でも書きましたが、妻は結構現実的なところがありますね。 妻とぶつかったりするときは、大体そんなところか、節約感覚の違いですから。 でも同じ場面を見てこんなに反応が違うなんて面白いと思った反面、俺と妻はやはり考え方がえらい違うなと思ったのも事実・・・
- tauhon
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これはずばり性格と男女差でしょう。 誰もが五郎ではなく、同じことはできない。 >相手の男と娘を理屈抜きに張り倒す という意見もあるでしょう。 いろんな意見があって、いろんな人が自分を投影する。だからドラマは面白いんですよ。 答になっていませんが、これが私の答えです。
お礼
そうですね、この話題になったとき、ここまでモノの考え方が私と妻は違ってるんだなと実感しましたね・・・ でももっといろいろ何事も、自分の考え方をお互いうぶ付け合って行きたいですね。
- j-hori
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こんにちは。 私も北の国からは大好きです。 質問の場面ですが、五朗さんは 動揺していないといえば嘘でしょう。 かわいい蛍が不倫しているのを 尋常な精神でいられるわけがないと思います。 でも、攻めずに暖かく見守る 五朗さんを私は尊敬しますね。 子供にはそんな親の気持は痛いほど 伝わるはずです。 私は女性ですが 女性には少ない考え方かもしれませんが 決して不倫がよいことだとは思いませんが、 五郎さんのように ありたいとおもいますね。
お礼
どうもありがとうございました。 >五朗さんは 動揺していないといえば嘘でしょう。 かわいい蛍が不倫しているのを 尋常な精神でいられるわけがないと思います。 それはそう思います。 でもあくまでも娘の人生を尊重してるからこそ、そのような接し方が出来るのだなと思いました。
奥さんのご意見は なかなか女性らしいですね。 ほとんどの女性が そう言うと思います。 私は 五郎さんの『世間的には 悪いことかもしれないが 自分に正直に生きることが大事だぞ』というセリフに かなり胸が熱くなりました。 人目を気にして自分らしい生き方が出来ない人は います。(実際、私もそうですが) 一度しかない人生を悔いなく生きるには 自分の気持ちに正直な生き方が大切だということを五郎さんのセリフや蛍への接し方から感じさせられました。 不倫は してはいけないことです。 でも 人を好きになるのに理屈や常識では止められないものが あるのは事実だと思います。
お礼
どうもありがとうございました。 私も五郎さんの、「自分に正直に・・・」というところが、すごく大らかで好きなんです。
- satoshilove2
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奥さんと同じ答えを出すと思います。40代のオバちゃんです。(夫・娘ふたり有り) 父親が娘に対する思い(特に一人娘)と母が娘に対する思いが違うからでしょう。 母であり妻である私は、相手の奥さんのことを考えると・・・複雑です。だから、奥さんの意見に1票です。
お礼
どうもありがとうございました。 女性の立場ではやはりそうなのでしょうね。
お礼
なるほど。 このシーンだけ見ると、plum8さんの考えはと私と非常に近いなと思いました。 私も、そのときの状況にも寄りますけど、このシーンの状況の場合は、 >その後もし娘が自分の行動に傷つき疲れて帰ってきたなら、迎えてあげたい。そこからまた始めてもいいと思うのです。 という度量の広さを、親として持つべき、と思うんですよね。