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漢文の問題です。教えてください!

空白に読む順序を数字で表した場合に下の答えで合っているでしょうか? 間違っているものは間違っている理由を教えていただけるとありがたいです。 (1)「□レ□」の読む順序は「2・1」 (2)「□二□□□一」の読む順序は「4・1・2・3」 (3)「□二□□一レ□」の読む順序は「4・1・2・3」 (4)「□下□二□□一□上」の読む順序は「5・3・1・2・4」

みんなの回答

  • junah
  • ベストアンサー率36% (32/87)
回答No.1

(3)は誤りです。返り点が違うのに(2)と同じ読みになっていますよね。 3文字目に「一レ点」が付いているわけですが、要は「一点」と「レ点」が一つの文字に付いているということで、同じようなものに「上レ点」「甲レ点」などがあります。 「レ点」は返読の終点を示す点で、始点を示す点が無いことが特徴です。始点は次の字なんだからいちいち示さなくてもわかるからですね。ぶっちゃけ「□レ□」=「□二□一」なわけですが、隣り合う文字の返読には必ず「レ点」を用いるというルールによって、この場合常に「レ点」が用いられます。 その他の点はすべて組み合わせで用いられ、それぞれの点が返読の始点なのか、途中もしくは終点なのかで意味合いが異なります。 一二三点であれば、【「三点」が付けられた文字】は【「二点」が付けられた文字】を読んだ直後に、【「二点」が付けられた文字】は【「一点」が付けられた文字】を読んだ直後に読む、ということになります。こう見ると、返読の終点・途中である「三点」「二点」は読むために条件があるのに対し、始点である「一点」には何も条件がありません。あえて言えば、【「一点」が付けられた文字】はそのまま読む、となります。返読の始点を示す返り点は、その対象となる文字本体の読み方を左右することはない、ということです。これは「上点」「甲点」などでも同様です。 ところが、「一レ点」「上レ点」など組み合わせになると話は別です。「レ点」が付いているということは「隣り合った文字の返読の終点」を示すわけですから、ただの「一点」や「上点」の時のように無条件に読むわけには行きません。【「レ点」の付けられた文字】は【その次の文字】を読んだ直後に読む、のですから、(3)の場合ですとまず4文字目を読んで初めて3文字目を読む条件クリア、3文字目を読んだところで1文字目を読む条件クリア、となりますから、「4・1・3・2」というが正しい順番です。 これは結局「□三□□二□一」と同じことになり、本当はこちらの方がシンプルなのですが、先述の隣り合った文字の返読には「レ点」を用いるというルールがあるために、このような面倒なことになるのです。