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国際金融システムについて教えてください。

グローバルな市場は、世界経済を不安定にさせるというのはどうしてですか? 学校の授業で先生が何気なく話していて、気になって色々調べてはみましたが、 どうしても納得できる答えが見つかりません。 どなたか、よい意見がありましたら教えてください。 お願いします。

みんなの回答

noname#3954
noname#3954
回答No.2

私が回答した内容の中でいくつかその部分に触れているものがあるので見て欲しいのですが、一応私が思っていることなので参考程度にして下さい。 私が思うのは、もともと純粋な古典的資本主義は、一度大国(強者)になってしまえば、直接戦争でもしない限り、基本的には強いままなのです。それはアメリカ、EUなどの立場です。しかし、発展途上の国家にとって自由主義的ば資本主義は必ずしも安定的に国家の経済を豊かにするものではないと考えます。 発展途上の国家であれば、自国の弱い産業を保護し、比較的強い産業に特化して輸出するのは基本的で当然なことで、別に悪いことではありません。日本でいえば農業は戦後から今でも保護されています。その他にも、日本では薬局やお酒の販売店、本屋などは一定の距離を置いて店を出さないと違法になったりしていました。また、聞いたことがあると思うのですが大規模小売店舗法というのがあって、超大型の店舗は自営業でやっている小さな商店街をつぶしてしまうから禁止されていました。これらの決り(法律)はすべて国内の企業がお互い無駄な競争をしないことが目的でした。規制緩和でこれらの法律は「規制」の撤廃としてほとんどが廃止されました。その結果どうでしょう?中小企業は大規模なショッピングモールによってローラーで潰されるように消えていきました。農業も規制緩和によって中国産の安い農作物が入ってきたことによって、国内産の農作物の価格は急激に下落しました。今の農作物の価格では農家は採算がとれないでいます。規制緩和によって日本経済は失業も犯罪率も離婚率までも増えてしまいました。 これらはホンの一例ですが、自由化によって経済は日本のような先進国でさえ混乱を起こしてしまうんです。日本ほどの大国なら本来このような保護貿易は許されず、規制を緩和する時期に来ていたのは確かです。しかし、これほどまでに日本経済が混乱したのは余りにも規制緩和を急ぎすぎたからです。それはアメリカの外交上の圧力のせいなのです。 しかし、発展途上国は日本と違ってまだ経済規模が小さいので、まだ保護貿易のままでも世界経済に影響を与えることはありません。南アメリカ各国を見れば分かるように経済は混乱しています。アジアでも同じです。発展途上国が経済を自由化すれば失業だけでなく貧困すら訪れてしまうのです。それとは反対に保護貿易に走ったマレーシアは経済が安定して成長し、貧困も失業もほとんどないのです。このマレーシアは高度成長期の日本の保護貿易を「ルックイースト政策」として見本とする政策を出しているほどです。 もうお分かりだと思いますが、アメリカは強者が弱者を制圧するシステムを作ろうとしているわけです。それはアメリカが強者だからです。だからこそ「そんな横暴はゆるさない」としてNGOの人々が盛んに反発するんです。しかし、世界各国の国家単位でのグローバル化に対するアメリカへの反発はありません。それはアメリカの経済力、軍事力を含めた国家としての力が余りにも強すぎて、面と向かって「反対だ」とは言えないのです。それほどアメリカ一国の力が強いのです。今のアメリカの「正義」は世界各国にとっては「悪」なのですが、悪と分かっていても、その横暴をどうすることもできないのが世界の現状です。 なんか、質問の答えになってなかったかもしれません。すいません。

回答No.1

私も分かりません。市場は小さければ小さいほど不安定でしょう。小さい資金、或いは少量の商品量で市場が混乱させられます。市場が大きくなると「プライス・メーカー」が出にくくなる。数学の大数の定理を考えるとイメージが掴めるでしょう。どうして先生がそんな事を言ったのでしょうね。一番確かなのは、先生に聞いてみることです。

ponkoko
質問者

お礼

そうですよね。 ありがとうございます。先生にきいてみますね。

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