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記憶について
「記憶のメカニズム」に関して、どこまで解明されているか、特に解剖学・組織細胞学的に分かっている部分を説明していただけないでしょうか。お願いします。
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記憶には二つのタイプがあります。 短期記憶と言う記憶は、電話番号を暗記するとか瞬間的記憶です。朝食べたおかずを思い出すのも短期記憶です。 この記憶は、主に、海馬というタツノオトシゴに形が似ているのでこの名前が付いたものです。 もう一つのタイプは、手続き記憶と言う。例えば、漢字を覚えるのに紙に何度も書いて覚えたり、繰り返し覚える内容です。その他に、感動や思い出もこのタイプの記憶です。このタイプの記憶を脳は大脳新皮質というちょうど脳の周りを2ミリほどの厚みの細胞があり、この細胞の中に「コラム」という円筒型の細胞があり、この細胞に思い出や長期記憶が記憶されるのです。 まず、記憶のシステムは、人間の脳細胞の中を二ユーロンネットワーク(神経細胞)と言う網の目の様にタンパク質の枝状(シナプス)に伸びたものがあり、このニューロンに視覚や聴覚など五感から入った外的刺激を微電流(パルス)が流れます。ニューロンの先には、シナプスという場所があり、シナプスとシナプスの間は、1万分の1ミリという間隙があります。ニューロンとニューロンの間で、神経伝達物質(ペプチドを分解したアミノ酸、有随)と、アミノ酸をさらに分解したアミン(無随神経)が使われています。 片側のニューロンから、伝達物質が放出され、それをもう片側のニューロンのレセプターという場所でちょうどパチンコの玉をチュリップが受け止める様な感じです。 たが、伝達物質は全部がレセプターで受け止められず、跳ねかって来たりこぼれたりするのです。 ですから、海馬の細胞などでは伝達物質を繰り返し放出しているのです。そして、伝達物質のカプセルを受け取ったレセプターがニューロンを介してパルスに変え、扁桃葉などの感情を司る脳の場所で記憶の感情などが生まれのです。例えば、夢で子供の頃など昔の自分の記憶にない事を夢で見るのは、大脳新皮質という細胞のコラムに記憶されたものが、パルスのいたずらで夢を介して思い出が蘇るものです。詳しくは、私の先生でもあった、大木幸介先生の心がここまでわかってきたの本の中で分かりやしく説明しております。専門的用語が並んでおりますが、図で説明しますともっと分かりやすいので私宛、メールを下さればもっと詳しく説明致します。私のホームページでは、人間の五感の大切さを解説しております。その中でメール確認できます。
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- dragon-2
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