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弁護士について

友達と話していて、疑問に思ったのですが、 よく、検事から弁護士になったという話は聞きますが、 弁護士から検事になったという話はあまり聞きません。 なぜなのでしょうか? 弁護士から検事にはなれないのですか? 裁判官と検事と弁護士は、一度どれかに就いてしまうと その他のものにはなれないのでしょうか?

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  • daytoday
  • ベストアンサー率57% (203/356)
回答No.2

 弁護士から検事にはなれないのですか?  1991年から弁護士任官制度が発足しており,制度的に規制されているということはありません。なろうと思えばなれます。 http://www.dntba.web.sh.cwidc.net/qna/qna05.htm  弁護士から検事になったという話はあまり聞きません。なぜなのでしょうか?  弁護士から検察官や裁判官になりますと,手持事件の処理をどうするのか,顧問先との関係をどうするのかというような個別の問題がありますし,転勤というそれまでに生じなかった問題の新たな発生が起こります。また,通常,収入が激減するだろうとも思われている節もあります。  さらに法曹界は司法試験の合格の「期」という上下関係を規律する不文律がありますが,公務員はさらに入庁年次と在職年数でポストや給料が決まりますから遅れて入庁することはこの点においても不利に働く虞があると思われています。 http://village.infoweb.ne.jp/~fwgl6015/hitori/ht004.htm  また,弁護士活動は金銭的に考えると民事事件が刑事事件に比べ,収入の面であるかにうまみがありますので,刑事事件は国選弁護人を仕方なく引き受ける程度という方も少なからずいらっしゃいます。裁判官任官者に比べ検察官が圧倒的に少ないのは,裁判官は民事・刑事或いは家事事件と幅が広いのですが,検察官は基本的に刑事事件のみですから,実務上,不慣れであるということも考えられます。さらに検察官の方が転勤のサイクルが短いし,裁判官ほど独立していないので,自由さの面で見劣りするようにも受け止められます。  とはいえ,実際に任官された方は,それなりに肯定的意見をお持ちのようです。

tyami-tyami
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。 とてもよくわかりました☆

その他の回答 (5)

  • lubeck
  • ベストアンサー率62% (10/16)
回答No.6

 弁護士から検事になることは,法律上可能です。検察庁法18条1項1号で,2級の検察官になる資格として,「司法修習生の修習を終えた者」が掲げられ,同法19条1項1号で,1級の検察官になるための資格として,「8年以上弁護士の職に在つた者」とされています。したがって,検事になるためには,司法修習さえ終了しておればよく(ただし,1級検事になるためには,8年以上の弁護士経験が必要),弁護士からも裁判官からも,また学者からも,検事任官が出来ることになります。  現に,弁護士から検事に任官した者は,少ないながらも,10人程度はいます。

tyami-tyami
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました!! ふと気になったことを質問しただけなのですが、 こんなに丁寧に回答していただいて、申し訳ない思いでいっぱいです(;=+)

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.5

「転職」する理由として、 「弁護士のほうが儲かるから」というのがありますから、 その意味で、あえてキャリアのある弁護士が、ヒラの検察官や裁判官の安月給で始めようというのは、あまりやらないのでしょう。 キャリアのある裁判官とか検事だと、弁護士事務所やっても、ハクがつくので儲かりそうですからね。(何か後ろめたいことに手を染めそうな企業なんかは、そういうコネのある顧問弁護士をありがたがるんじゃ?)

tyami-tyami
質問者

お礼

なるほど。 キムタクのドラマと、今回の阿部寛のドラマの話しを友達としていて、ふと 気になってしまったのです。 回答ありがとうございました☆

  • DoubleJJ
  • ベストアンサー率34% (127/367)
回答No.4

検察官という職業では、弁護士個人が思うところの正義というものを行うことは不可能であるという認識があるからではないかと思います。 代用監獄や、取り調べ受忍義務の問題、上司の命令に服従しなければならないことの不自由性、検察官は裁判官と結託しているのではないかという検察に対しての根強い不信感、それらの理由から検察官に任官する弁護士の数は少ないのではないかと思います。

tyami-tyami
質問者

お礼

私の思いつきの質問に、詳しいご回答ありがとうございます。 なるほど!と思いました。 一つ物知りになりました。ありがとうございました☆

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.3

裁判官や検事は、国に採用された公務員ですから、「私やります」といってすぐなれるかどうかわからない。 弁護士は個人事業主だから、資格があれば、やろうと思えばできる。 元大阪府知事の黒田さんが弁護士してましたね。(知事の前は教授だった)

tyami-tyami
質問者

お礼

回答、ありがとうございました☆

  • bonnnou
  • ベストアンサー率36% (146/395)
回答No.1

 法曹一元と言う言葉がありますが、現状において、司法修習が完了した時点で、判事・検事への進路は、定まっているというのが現状のようです。  現在弁護士をしている友人にきくと、司法修習中に、「優秀」な人間には、判事・検事への、スカウトがあるようです。  それ以外の人が、判事・検事を希望しても、公務員としての採用という壁があり、なかなか、なれないということです。  また、弁護士として活動し、その後に、判事・検事という公務員に採用されることも、ありません。  判事として、就職し、その後再任拒否されて、判事でなくなる人は、かつていました。    判事・検事は、その職を辞すると、各地の弁護士協会に登録すれば、弁護士として活動することが、できます。  検事をやめて、弁護士になった人を、「ヤメ検」と呼ぶこともあるようです。  判事をやめて、弁護士活動する人もいます。  あと、大学の法学部の教授で、大学をやめてから、弁護士登録される人もいるようです・・・。    

tyami-tyami
質問者

お礼

大学の教授が弁護士になれるなんて知りませんでした(+O+) 何でも聞いてみるものですね。 一つ賢く(?)なった気がします。 ありがとうございました☆

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