#2です。
補足をいただきましたので参りました。
借入金額:2,000万円
返済期間:10年
金利:3.00%
返済方法:元利均等返済、ボーナス返済なし
初回返済年月:平成14年11月
を、私の方法でシミュレートしますと、毎月の返済額は#2でも書きましたとおり193,121円となります。
平成14年11月が初回返済で、平成15年10月までが1年目(1回目~12回目)。
平成15年11月から平成16年10月までが2年目(13回目~24回目)。
平成16年11月から平成17年10月までが3年目(25回目~36回目)。
平成17年11月から平成18年10月までが4年目(37回目~48回目)。
平成18年11月から平成19年10月までが5年目(49回目~60回目)。
平成19年11月から平成20年10月までが6年目(61回目~72回目)。
平成20年11月から平成21年10月までが7年目(73回目~84回目)。
平成21年11月から平成22年10月までが8年目(85回目~96回目)。
平成22年11月から平成23年10月までが9年目(97回目~108回目)。
平成23年11月から平成24年10月までが10年目(109回目~120回目)となり、平成23年10月の返済が120回で、これで完済になります。
総支払利息予定額は3,174,579円になります。
「現在」を、平成20年11月(平成20年10月までの72回分返済済み。11月の返済日が未到来)ということであれば、現在の債務残高は8,724,977
円となります(細かい計算方法が金融機関等によって異なりますので、この額は、あくまでも「私の計算方法」によるものです)。
> (1)今手元に500万円あるとすると、これを全部残りの借金にあてると、10年間で完済するよりもどれぐらい銀行に払う金額が減るでしょうか?
住宅ローン控除をご利用中ならば、「今」、繰上返済をするのはもったいないので、来年の1月の返済に合わせて繰上返済するとします。
繰上返済には2つのパターンがありまして、それぞれ次のようになります。
【期間短縮型】の場合
完済予定年月:平成22年6月
総支払利息予定額:2,766,564円
繰上返済をしない場合よりも408,015円少なくて済む。
【返済額軽減型】の場合
完済予定年月:平成24年10月(変更なし)
毎月の返済額:193,121円→78,500円(端数は最終回で調整)
総支払利息予定額:2,887,759円
繰上返済をしない場合よりも286,820円少なくて済む。
> (2)H20年10月に残り全部を一括完済すると、10年間で完済するよりもどれぐらい銀行に払う金額が減るでしょうか?
平成20年9月分を返済したあとの残元金は、 6,816,845円です。
これを一括返済しますと、総支払利息予定額は2,862,970円になり、繰上返済をしない場合よりも311,609円少なくて済みます。
「住宅ローン控除」を受けられている場合、「今すぐに」【期間短縮型】で500万円を繰上返済してしまうと、今年の年末分も受けられなくなりますので(期間短縮により、返済期間が10年未満となるため)、(1)については「来年の1月」として計算させていただきました。
住宅ローン控除を考慮しなくてもいいのならば、少しでも早く【期間短縮型】の繰上返済をされる方が、効果は大きいです。
お礼
住宅ローンの控除をうけていたはずなので、来年に繰上げしたいと思います。 危うく500万円を金利1%ぐらいのところへ預けるところでした。 返済に回したいと思います。 丁寧でわかりやすい回答ありがとうございました。