今晩は。
今回のペテン減税ですか?
年末借入残高2,000万円以下の部分が該当します。
最大控除額160万円です。
控除期間は、10年と15年のどちらかを、自分で選びます。
控除期間によって、控除率が変わります。
A.(10年) 1~6年目まで1% 7~10年目まで0.5%
B.(15年) 1~10年目まで0.6% 11~15年目まで0.4%
年末借入残高に対して、上記の率で、所得税が減税されます。
・計算例
年末借入残高 3,000万円 年収500万円 源泉徴収税額10万円
A(10年)を選択
2,000万円×1%=20万円(上限が2,000万円なので2,000万円にかけます)
20万円≧源泉徴収税額10万円 10万円の減税となります。
10万円×10年間=100万円
つまり、10年間同じ所得水準で、年末借入残高が1,000万円以上あれば
100万円の減税です。
ここからが問題です。
先日、「住宅ローン減税、最大規模」にというニュースがありました。
最大500~600万円なるのでは といわれています。
しかし、上の計算をご覧下さい
そもそも、住宅ローン減税とは、支払った源泉徴収税額を還付してもら
う制度です。
年末借入残高が上がろうが、最大控除額が上がろうが、まったく影響が
ありません。
しかし、経済的に余裕がないのは、まさにこの 『影響を受けない層』
の人です。
「住宅ローン減税、最大規模に」という、うたい文句に惑わされる人も
たくさんいます。
お礼
ありがとうございました。