イチョウの実は、タネの中身が「ギンナン」という食材にされます。
質問の「ゲロの匂い」というのは、この「タネ」ではなく、外の黄色い「果肉」のことですよね?
確かにクッサイです! しかも、へたに触るとカブレます!
匂いの成分はNo.1さんが示した過去問にありますが、私は、このニオイこそ、特定の動物に食べられる、または運ばれるためにある・・・んじゃないかな?と思っています。
「食べられないため」の防御では、実が落ちたそばでしか 新たに芽生えることができないからです。
なにかしらの生き物によって遠くへ運ばれてこそ、棲息範囲を広げられ、子孫の繁栄の可能性も広がるというものです。
どのような生き物が、あのクッサイ実を好むか判らずに申し訳ありません。が、「タデ食う虫も好きずき」のことわざがあるように、きっとなんらかの生き物にとっては「タマラナイ」香りなんでは?
・・・イチョウは進化の世界では かなりムカシな植物ですので、そこまでの深慮遠謀?はないかもしれませんが・・・。(単に果肉がクサイ!だけかも・・・。)