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喪中の間の引越しについて・・・
昨年暮れに私の実父が亡くなり、実家では母1人となってしまいました。 私は嫁に行った立場ですが、やはり母のことは心配で同じ市内に住んでいることもあり、子供や主人と一緒に実家へお線香をあげるのにちょくちょく訪ねては長居しています。主人は次男ということもあり、いずれの同居予定ははないので、出来れば実母の近くに住んであげたいなと考えています。母曰く同居はしなくても(主人が返って気を使うのでは・・・ということで。)近くに住んでくれると心強いようです。喪中のあいだは引越しはタブーとされているようですが、子供の小学校入学も来年(現在 年中)あるので、引越しするなら、子供たちも早く環境に慣れるためにも出来るだけ早くしたほうが良いのかな・・と考えてしまいます。まずは、父の四十九日法要が大事ですので、まずは終えて落ち着いて考え直そうとおもうのですが、仕事上での、どうしてもの転勤などではない場合、やはり喪に服すという意味でも一年間は転居しないほうがよいのでしょうか。。どうかお知恵をお貸しください。宜しくお願いします。
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初めまして、おはようございます。 私のアドバイスは… 「忌」が明ければ、構わないと思います。 「喪中」は、忌と服を合算した期間です。 お父様が亡くなられた日から四十九日間が「忌中」です。 「忌中」とは死を忌み憚る期間で、この日迄は亡くなっ た人はあの世とこの世にいるとされこの期間は「中陰」、 「四十九日」の当日を「満中陰」、そしてその日を以て 忌明けとしています。その後は「服」となり、喪服を着 用して身を慎む期間になります。 明治に出された太政官布告では、続柄によって忌(忌中) と服(喪中)の期間を、こと細かく定めていたらしいです。 が、現在では、喪中であっても「服」の期間であれば、 慶事に出席しても構わないとされています。 で、冒頭にも申しましたことですが… 満中陰法要までは、慎むべきだと思いますが、お寂しい お母様やお子様のご事情も加味した上で、忌明け後であ れば、私は構わないと思います。 もしくは、成仏され初めての法要である百か日や、初盆 などを目処とされても宜しいかと存じます。
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- makochi
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専門家(僧侶)からひとこと。 「喪」も「忌」も、日本の伝統的な風習のひとつと言えますが、では、お尋ねの件のように具体的に「1年間は引越しは避ける」というルールは、何を意味するのでしょう。 前提として、仏教においては、喪中であろうがなかろうが、「**をすると不幸が訪れる」であるとか、「**はタブーである」ということは一切申しません。どうぞお手次のお坊さんにも尋ねてみてください。 仏教において「死」とは尊厳をもって迎えられるべき尊いものなのです。 現代においてささやかれるそのような事柄は、神道や日本の土着信仰からくるケガレ思想(死や女性の生理を汚れたものとする見方)に由来します。 むしろ、そのように喪や忌を引き合いにして不幸やタブーと結びつけるような風習や慣例は、死者や死そのものを「穢れたもの」や「忌むべきもの」として見る見方に繋がりはしないでしょうか。 いわゆる風習や慣例としての「死」にまつわるものは、それ自体「タブー」という意味ではなく、そうした風習や慣例を通じて、「死」を厳粛に受け止め、故人に思いをいたすためにこそ用いられるべきなのです。 仏教においては、死はタブーではありません。 むしろ、身近な「死」を機会として、私たち自身の「生」を見つめなおす機会でもあるのです。 どうぞ、お気になさらずに。それよりも、私自身の「生」を改めて見つめる機会を与えてくださった亡父様に感謝を。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日が経つごとに母が寂しそうにしている様子をみていると やはり近くに・・・という考えでいます。 父の死を厳粛に受け止め、慎重に考慮したいと思っています。 専門の僧侶様からのお言葉、大変感謝いたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、今色んなことで頭が一杯なのですが 寂しくしている母のことも心配で、少しでも精神的な支えに なれたら・・と思っています。 まずは、四十九日法要がきますので それから主人とよく 話し合いたいと思います。