PSのゲームソフト「逢魔が時2」の江戸豆知識に「刑場と刑罰」
というのがあります。それを参考にしますと、
・武士の切捨て
通常、辻斬りは引廻しの上、死罪だが庶民に無礼があった時は不問。
・傷害
親を傷つければ磔のうえ死罪、その他の尊族は死罪。
主人への傷害は晒し(さらし)または引廻しのうえ磔、死罪。
ことろが武士が庶民を傷つけても金銭を払うだけで罪にはならなかった。
・強盗
殺人強盗は引廻しの上、獄門。傷害強盗は死罪。
・窃盗
十両(今の10万円相当)を盗めば確実に死罪になった。
・放火
炎上すれば火罪。炎上しなくても引廻しのうえ死罪。
同じ死刑にしても武士には不名誉な「たたき」や晒しはなく切腹。
庶民は斬首された後、様斬り(ためしぎり)された。
裁判の基準としては「公事方御定書」というものがあったが、
裁判官の判断によるところが大きかった。
時効については下にある重罪以外は1年で時効になった。
(反逆罪、邪心にての殺人、放火、追剥ぎ、盗賊、徒党を組んでの押入り)
江戸で有名な刑場が小塚原と鈴が森、晒し場が日本橋のたもと。
ちょっと質問の趣旨から外れていて刑罰の基準みたいになりましたが、
ごめんなさい。参考までに。