単に自分が理解している程度のことですが、
クロロフィルの骨格であるポルフィリンは、理論値の 100% 近い量子
収率(光の吸収率?)を示すソーレー帯 (B帯)とQ帯を持ちます。
光の吸収は一種の電子共鳴と解され、十分な電子共鳴により、
電子の放出やNADPH2生成が起こります。 ↑これがポイント?
ポルフィリン骨格に鉄が付いたヘモグロビンが赤く見え、
銅が付いたヘモシアニンは青く見え、バナジウムのヘモバナジン
は緑に見えると言うことは、吸収する・電子共鳴する波長・吸収
体が金属により変わることを意味します。
十分な電子共鳴を起こすと言うことは、共鳴体と同じもしくは
せめて倍音の関係が必要です。
マグネシウムが付いたときのみ、光化学系IとIIに効率の良い
波長となるため、それが選択されていると理解しています。
もう一つは、太陽放射が地球大気を介して地表に達する
電磁波のうち、よりエネルギーが高くて、透過量の多い電磁波
が、可視光です。可視光よりエネルギーの高い紫外線はオゾン層に
吸収され、また散乱も受けます。たまたま大気の組成・量といいますか
厚さが「こんなもの」だったので、可視光線を受けるマグネシウム・
ポルフィリンをもつ生物が選択されたのでしょう。
もっと高重力・・・等が原因で、地表に赤外線や電波位しか
届かなかったら、マグネシウムでなかく、鉄とかで光合成?
したかもしれません ・・・電波合成 orz ではでは
お礼
解答有り難うございます。