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「存じます」と「存じ上げます」について
先日、結婚式の招待状の文面を考えていたところ、その中の 「~まことに恐縮ではございますが ご出席いただけましたら幸いに存じます。」 という文を、 「~幸いに存じ上げます」に変えた方がいいと、親戚から注意をうけました。 ・「幸いに存じます」という言い方は目上の方に対して失礼なのでしょうか? ・「存じ上げます」は、このような場合にも使用するのでしょうか? お恥ずかしいことですが、正しい敬語がわからず、 質問させていただきました。 ご教授くださいますようお願いいたします。
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- moco0610
- ベストアンサー率0% (0/1)
敬語は本当に難しいですね。 歴史的な意味はよく知りませんが、私も「存じます」のほうが自然に感じます。 「存じます」は「思う」の謙譲語ですが、「存じ上げる」は「知っている」の意味が強いです。 「存じます」で十分に丁寧な表現ではないでしょうか?
#4のお答えに賛成です。 「存じます」は「私は…と思います」の敬語(謙譲語)です。 「存じ上げ…」は「私は(「だれか」、または「何事か」を)知っています」の敬語(謙譲語)です。 無理に使おうとすれば、使えますが非常に落ち着きが悪くなります。
- dxdydzdw
- ベストアンサー率43% (85/197)
皆様のご意見とは少し違います。この場合、「存じ上げます」は不適切です。 「存じます」は確かに「思う」の謙譲語です。「幸いに存じます」は「幸いに思う」ということを、自分を下げることによって相手を上げる形で述べた言葉です。 しかし、「存じ上げます」は、自分が「存じている」ことの内容が相手に関わることであって、それを上げる必要がある場合に使う言葉です。例えば、初めて相手に紹介されたときに(例えば多少なりとも名のある人だったとして) 「ご高名はかねてより存じ上げています」 と言いますし、その人の書いた論文を見たことがあれば 「先生のお書きになったものを存じ上げています」 と言います。相手の名前、著書などを上げる必要があるからです。 ところがこの場合、「幸いに思う」というだけであって、具体的なモノを「存じている」わけではなく、その「幸い」にしても思うのはこっちで、別に宛名人に属しているモノでもありません。 従って、この場合の「存じ上げています」は不適切であると考えます。最近、単純に「長い方が敬語は丁寧である」というおかしな考え方が目につきますが、これもそれに近いかと感じます。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。 親戚に注意を受けた時は、「どうして、この場合に"上げる"んだろう」と感じたものの、 そう感じた理由を論理的に説明できずにいたのですが、 ご意見を伺い、自分の違和感が何だったのか分かりました。 論理的に分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。
- ccloveforu
- ベストアンサー率10% (5/46)
親戚の方のおっしゃるとおりでしょう。 「存じ上げます」とした方がいいですね。謙譲語とする ことで相手に対して最大の敬意を示すことができます。 人生の大切なときですから、敬語も心のこもったものを 使うべきです。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。
存じます・・・・・・単なる「思う」の古い表現。 存じ上げます・・・・「思う」の謙譲語。 謙譲表現を採用すべきケースか否かで判断を!
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。
- qualheart
- ベストアンサー率41% (1451/3486)
あくまで受け売りですが、「存じます」は物や事柄について「思う」または「知っている」場合に使用する言葉であり、「存じ上げます」は人を対象として「思う」または「知っている」場合に使うのだとよく聞きます。 このことから考えると、「存じます」をより丁寧にしたのが「存じ上げます」なのだと思います。人を対象にする場合、より丁寧な言葉にした方が良いと思いますから。 「存じます」でも失礼と言うことはないですが、「存じ上げます」の方がより丁寧な謙譲語として捉えられいるのだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 親戚に注意を受けた時は、「存じ上げます は人を対象にしているので、 この場合は当てはまらないのでは・・・」というような違和感を持っていましたが、 皆さまのご意見を伺い、いろいろな考えがあることを知りました。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございました。 皆さまのご意見を伺い、いろいろな考え・見方がされていることを知りました。 どうもありがとうございました。