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遮熱材&グラスウール → アルミ断熱材&ウレタン吹き付け と変更する場合、増額50万は妥当でしょうか。
家を建築予定です。 工務店に、高断熱の家にしたいと伝えたところ、次のように仕様が変更になりました。 変更前 ・・・ 天井裏:遮熱材 壁:グラスウール100mm 床:スチロール40mm 変更前: 天井裏:アルミ断熱材 ウレタン吹き付け30mm 床:変更なし このとき、変更によるコストアップは50万になります。 (家の大きさは40坪、建築地は大阪です。) 断熱は重視したいので実行するつもりなのですが、この金額が妥当なものなのか、判断つけかねています。 ご回答いただければ幸いです。
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アルミ断熱材という名前のものは、一般にありませんから、そこの仕様がどのようなものか分かりませんが(さらに変更前は天井に断熱材が無い)・・・ その仕様で、高断熱になるわけがないでしょう。 施主が、高断熱を希望しているのにもかかわらず、そのような仕様を提示する工務店で建てるのは、止められるものなら、止めた方が良さそうです。 特に関東以西の建築士や工務店など建築関係者の10人に9人は、断熱気密に関して、知識・意識・配慮が全くありませんから、そういった部類と思われます。 冬に寒いだけでなく、結露の原因となり建物の耐久性の落とすことにもつながります。 Q値が、今や古いとも言えますが、次世代省エネ基準を、最低限クリアさせるべきでしょう。 http://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku7.htm なお、次世代省エネ基準での、断熱材の目安は次のとおりです。 (表に誤記があり、壁と土間床等の間に書かれている壁は床のことです) http://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku14.htm 東京などのIV地域であれば、 発砲ウレタンの場合(今は脱フロンで性能が落ちていてさらに必要かもしれません) 屋根:130mm(天井なら115mm) 壁:65mm 床は、押出法ポリスチレン3種で、65mmです。 残念ながら、建築業者がダメだと、施主が勉強するしかありません。 簡単で一日で読めますから、次のような本をご一読されることをぜひともお勧めします。 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%96%AD%E7%86%B1%E3%83%BB%E6%B0%97%E5%AF%86%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6-%E5%8D%97-%E9%9B%84%E4%B8%89/dp/4534037996
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- ultra1long
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>アルミ断熱材というのは、「リフレティックス」という商品です。 断熱材ではなくて遮熱材ですね。 熱伝導は抑えられませんから、断熱の原理を理解出来ていないのでしょう。 こちらをご一読ください。 http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/37.htm >なにが真実かわからなくて混乱しており、 実際に本当の高気密・高断熱に住んでいる人の生の声を聞くと分かるでしょう。 20年以上前に先駆けとなったR-2000と言われる住宅です。 http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/2004_1_5/16-1-5_2.htm 構造はこのようなものです。 http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/2004_1_5/16-1-5_1.htm 古いので、北海道の声しかありませんが、今や東京でも、この2倍くらい高性能な住宅を建てる人もいます。 http://x-unoblog.seesaa.net/ ネットで探せば、いろいろ見当たるでしょう。 私も、東京の気候で、数年前からR-2000程度(2x6、Q値1.3W/m2K、C値0.4cm2/m2)の家の住んでいます。 生まれてから、茅葺の家、無断熱の在来の家、鉄筋コンクリートマンションなど住んできましたが、今が最も快適で、結露も無縁です。 全館24時間冷房暖房の冬や夏はもちろんのこと、春秋でも、昼夜で10℃くらい外気が変わっても、室内温度は1℃も変わらず非常に快適なんです。 これは、住んでみたことがある人しか分からないことです。 建築関係者のほとんどが、実体験が無いことにも、重要性・必要性を理解出来ないことにもつながっているのだと思います。
お礼
とても勉強になります。 URLも、じっくり読ませていただきました。 厳しい目で検討したいと思います。ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考URLを読みまして、工務店から提示された内容が、全くもって不十分であることを痛感しました。 紹介していただいた本、実は購入して読んでいます。 それをもとに工務店に希望を伝えたのですが、「高断熱高気密の家が、必ずしも健康によい家なのか疑問である」と反論され、引き下がってしまいました。 いろいろな視点の本が出ていますので、なにが真実かわからなくて混乱しており、「この本も、内容に偏りがあるのかもしれない」と解釈することで自分を落ち着けていました。 しかし、次世代省エネ基準さえクリアしていないというのは、やはり考え直す必要があるかと思います。 場合によっては工務店を変えることも念頭に置き、断熱材のことを再検討したいと思います。 ありがとうございました。
補足
補足です。 アルミ断熱材というのは、「リフレティックス」という商品です。 http://www.fsatake.co.jp/