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フィンセント・ファン・ゴッホ
Artの授業でゴッホについて簡単にプレゼン(15~20分程度)するのですが、 代表作品2つあげるとしたらどの作品がベストだと思いますか? 一つは「ひまわり」かな、と考えているのですが、 代表作となりえる作品が多すぎて迷っています。 「ひまわり」にこだわっているわけではないので ご意見いただければ幸いです。 お願いします。
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私的には、「ひまわり」とゴーギャン、「自画像」と耳そぎ落とし(失意)、「麦畑」と自殺とたどります。 間のエピソードとして「はね橋」「教会」など…。 人物にまつわる伝えと共に展開されてはいかがでしょうか? (きっと時間が足りないと思えるほどに充実したプレゼンになると思いますよ)
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ゴッホといえば「ひまわり」をはじめ、世に広く知られた名画はたくさんあります。その中から2つと限られると、いろいろな組み合わせが考えられますが、これまでの方々のご選択もなるほどと思えるものです。 ただ、かりにプレゼンの「話題性」といった切り口からみたら、たとえばゴッホがこよなく愛した浮世絵・・・といったテーマもまた面白いかなあと思います。彼は遠い日本の浮世絵師が描き出した世界に深く感動を覚えていたといいますから。 陰影がなく、それでいて奥行き感や立体感のある描写、雨一本まで描き出したその精緻さ、そしてなによりも、まるで後世の写真のように動きの一瞬を切り取って描き出すという手法、そしてさらには、その背後に漂う生命の根源、当時のヨーロッパの画家たちは浮世絵のこうした表現技法に驚き、深い感動とともに強く憧れたといいます。 いろいろな画家たちが浮世絵を参考にして自筆なりの絵を描いていますが、なかでもゴッホはことに熱心だったそうです。 オランダ国立ゴッホ美術館蔵の彼の作品「雨中の大橋」などは、まさに歌川広重の名作「名所江戸百景大はし阿たけの夕立」の精緻なまでの模写、同様に「花咲く梅ノ木」などもまた「名所江戸百景亀戸梅屋敷」の熱心な模写です。 こうしたそれぞれ2組の絵をじっと眺めておりますと、はるか遠く見たこともない東洋の国で描かれた浮世絵という素晴らしい作品にめぐりあったゴッホ、彼はそうした浮世絵の中に東洋哲学の真髄を見出し、それを自分のものにしようとした、その意欲がそのまま絵に表れているように思われて感動を覚えるのはわたくしだけではないはずです。いかがでしょうか。 ゴッホが浮世絵から読み取ったもの、そのひとつが渦巻きだったといわれています。朝顔の蔓だとか唐草模様、そしてあの「波間の富士」の波しぶき、多くの浮世絵に描かれている「螺旋」、彼はそこに生命というものを感じ取ったのだそうです。彼はその後自分の作品に大胆な渦巻きを描くようになりますが、それこそ彼が描きたかった「生命」だとか。そして現代、生命はDNAが作り出す螺旋構造から生まれることが分った・・・、なんだか素晴らしいエピソードのような気がしませんか。 なお、ついでに、フィンセント・ファン・ゴッホの読み方ですが、オランダ語は、例えば「お早うございます」などはフッド・モルヘンなどと日本語で発音するハ行とかファ・フィといった「音」がとても多い言語です。なにしろHやFはもとより、VもWも、Gまでもがハ行とかファ・フィといった発音になるからです。 ですので、もし「フィンセント・ファン・」と発音表記するとしたら、ゴッホの「ゴ」の部分もまた「ホ」にちかい音で発音されますから、全体では「フィンセント・ファン・ホッホ」となります。でなければ、英語表現で統一して「ヴィンセント・ヴァン・ゴック」でもいいわけですが、そういえば巨匠黒澤 明監督の最後の作品となった「夢」では「ゴック」と呼ばれていました。こうしたことは一応頭に入れておいてください。 追記*ゴッホと浮世絵については、ここではURLを貼り付けませんが、検索していただければいろいろな情報が手に入りますよ。
お礼
深く掘り下げた解答ありがとうございました。 参考にさせていただきました。
自画像<1889年>とかいいのではないでしょうか。 もしくは風景画なら「星月夜」や「アングロア橋」「オーヴェール教会」 などが有名でしょうか。 私なら「自画像」と「星月夜」を選ぶと思います。
お礼
参考にさせていただきました。 ありがとうございます。
お礼
参考にさせていただきました。 ありがとうございました。