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ステップモーターについて
ステップモーターとはどういうものでしょうか? また他のモーターとはどう違うのでしょうか? そしてどのようなところに使われているのでしょうか? 3つも質問申し訳ありません。 どうしても知りたいので分かる方ご教授願いたいです。
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- challenger9
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No.2の方の回答ですが、 >ステップモータは電流を切っても回転軸はフリーにならず、 >外力を加えても回転させることが出来ません(限界を超えたときを除く)。 という記述は間違いです。 ステッピングモータで電流を切った時、特にVR型と呼ばれるタイプのものでは、スカスカになって、保持力はありません。 HB型では、若干の保持トルクが残りますが、あくまで残留保持トルクという扱いで、積極的に位置の保持に使えるようなものではありません。ステッピングモータで、位置の保持を行う場合には、必ず巻き線に電流を流しておく必要があります。
- tacky-express
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ステップモータとは、パルスに同期して動作するモータのことです。 普通のモータは、連続電流を流して回転子が「回る」のですが、 ステップモータはパルスが来ると、回転子の「歯の位置が進む」のです。 したがって、ステップモータではパルス数によって回転角、 パルス周波数によって回転数を厳密に制御することが出来ます。 また、普通のモータは電流を切ると回転軸はフリーになり、外力で回転してしまいますが、 ステップモータは電流を切っても回転軸はフリーにならず、 外力を加えても回転させることが出来ません(限界を超えたときを除く)。 したがって、ステップモータは精密な回転制御が必要な場合や、 電流を切っても回転位置を保持したいときに用いられます。 応用例としては、アナログ時計や顕微鏡のステージ、 シリンジポンプ(一定速度で持続的に注射液を投与する医療機器) などが挙げられます。
模型のモーターとか扇風機のモーターは、電源に繋ぐとぐるぐるどこまでも回りますよね。ステップモーターは単純な磁石と電磁石の組み合わせで、ただ電磁石に通電すると磁石を吸引するというだけの仕掛けです。たとえば一つのモーターに3つの電磁石が入っていて、電磁石Aに通電すると軸が0度または90度または180度または270度の角度に吸引する、電磁石Bに通電すると30度、120度、210度、300度、電磁石Cでは60度、150度、240度、330度、という具合に作られています。ここでA,B,C,A,B,C,と順番に電磁石に通電してゆくと、決まった角度だけ軸を回転させることが出来ます。絵で説明したいのですが適当なものが検索できませんでした。 他のモーターのように自分自身でぐるぐるどこまでも回らないので、順番に電磁石に通電してゆく制御回路が必要です。また、電磁石の吸引力以上の負荷がかかると脱調ということを起こしてしまい、ほとんど回転する力を失ってしまいます。 比較的単純な仕組みで正確な位置決め、速度調節が出来ます。プリンタの印字ヘッドの左右の動作や紙送り、フロッピディスクのヘッドの動作などに使われています。
お礼
回答ありがとうございます。 フロッピディスクにも使われているのですね、大変おどろきました。 わかりやすい説明ですぐに理解できました。 本当にありがとうございます。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 教えていただいたことと参考URLを見て理解することができました。 本当にありがとうございました。