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コンビニのおにぎりって本当に防腐剤は使っていないの？
最近のコンビニのおにぎりって「無添加、防腐剤不使用」と言っているものが多いのですが、事実そうなんでしょうか？ 最近、週刊朝日で料理研究家で有名な服部幸應さんが、『コンビニのおにぎりと手作りのおにぎりを比べたら、手作りおにぎりは作って1日半くらいで糸をひくみたいになったけど、コンビニのおにぎりは１週間たっても食べられる感じだった。きっと防腐剤をたくさん使っているに違いない！』と言われていました。私も同感です。コンビニのおにぎりは時間がたってもヘンに美味しいところが、とても怪しいと思うのですが、それでも「無添加、防腐剤不使用」なんて納得できません。お米を炊くときに何か混ぜているのではないかと思うのですが、それについては表示されていないので不安です。 どなたか、詳しくご存知の方、教えてください。
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防腐剤なんか使わなくても保存できますよ。コンビニのおにぎりの消費期限は長くても24時間でしょう？それで一日半たった時や一週間後の話しをしても、それは因縁をつけるというものです。大人の視点で物事を見極めてください。自然食のような食の原点を見つめなおす活動は大賛成ですが、人の無知に付け込んで不安を煽る人には疑問を感じます。 「糸を引くみたいになった」とはどのような状態なのでしょうか？細菌が繁殖していればそのような状態になることは想像つきますよね。一方、コンビニのおにぎりは炊飯後、冷却を十分に行った後、衛生的な環境でパックされています。流通段階でも18度以下の定温管理がなされています。細菌の少ないおにぎりと、細菌だらけのおにぎりは似て非なるものです。スタート時点で腐り始めているのが手作りのおにぎりです。 炊飯後、直ちに冷却し、衛生マスクと手袋をはめておにぎりを握り、18度の定温管理をすれば、品質の劣化はひどくないでしょう。炊飯器のご飯は24時間たっても食べられます。（冬場は絶対大丈夫です。）握ったら腐るというのは、衛生的問題だけです。 ちなみに、添加剤ですが、おにぎりのおいしいご飯は、食塩や糖質、調味料など各メーカー独自の調味液を添加しています。もちろん、品質劣化を最小限にするためのものも含まれているでしょう。たとえば酸味料のようなものです。 http://www.marukan.com/shohin/business.html 調味液のメーカーです。塩や砂糖を加えるのを「無添加」と呼ぶべきか、呼ばないべきかは議論が分かれるところです。コンビニのおにぎりのご飯に何も入れていないと言えばそれはウソでしょう。 http://www.ms-net.co.jp/d/d09.html おにぎり形成機のメーカーです。より清潔でおいしい商品を製造するために研究にはげんでいます。 昨年は違法な原料を香料に使用していたのが発覚し、何億円という単位の商品が撤去、廃棄になりました。おにぎりを日持ちさせるために、「ウソ」までついて添加物を入れる企業はありません。 一方、自分の知識の範囲で思いつきで発言し、人を惑わす人は減りません。インターネットで自由に情報が入る現代社会で真実とでまかせを見分ける能力はぜひ身に付けたいものです。
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「無添加」という意味を取り違えています。 食品衛生法に定める表示義務のある物を添加していない というのが．「無添加」の意味です。ですから．たとえば表示義務のないある種の植物の煮汁（主成分は．合成保存料として一般に使われているもの）を加えている場合があります。 その他．酢を入れてｐＨ４以下にしてしまうと．乳酸菌しか育ちませんし．塩を１％まで（閾値．味として感じない量）入れておくとか．焼酎を滴らしておくとか．しています。
お礼
「無添加」というのは、何も化学物質を加えていない、と誤解していました。それぞれがいろんな工夫をされているんですね。ご回答ありがとうございます。
お礼
とても詳しく説明していただいてありがとうございます。 手作りおにぎりとコンビニおにぎりが、そもそもの製造過程から違うことがよくわかりました。腐らない＝添加物入り＝体に有害、という考えが短絡的であることもよくわかりました。 また、コンビニのおにぎりが冷たいのにおいしい理由が それぞれのメーカーが調味液を添加していることも はじめて知りました。 手作りおにぎりも、いろんな工夫をしておいしく、腐敗しにくく作ることも可能なわけですね。 コンビニおにぎりに負けない手作りおにぎりに挑戦してみたいと思います。 ＞一方、自分の知識の範囲で思いつきで発言し、人を惑わ＞す人は減りません。インターネットで自由に情報が入る＞現代社会で真実とでまかせを見分ける能力はぜひ身に付＞けたいものです。 おっしゃるとおりだと思います。真実とデマを見分ける能力というのは「知識」ですね。 とても勉強になりました。ありがとうございました。