まずは横道に逸れた話題について…
(僕の回答がきっかけで、逸れてしまいました。すいません)
>各国、各企業でCO2を出さない取り組みとか伐採しないとか、これまで言われていますが、できていますか?
とのこと。完全とは言えないまでも、全くできていませんか?
そして政府や企業任せにできないのであれば、有権者、消費者としての役割があるのではないでしょうか?
少なくともあなたの提案では財界はもちろんのこと、消費者の反発を招きますし、仮に義務化されたら経済が破綻します。
(まぁこれによって某国のようにエネルギー・物資不足になれば、二酸化炭素排出量も減るでしょうが…)
さて本題に戻ります。
#3様のお礼欄の通り、減少装置は研究すべきものだとは思います。
ただし、研究のレベルでいえば「携帯式核融合装置(個人で核融合炉を持ったら、エネルギー問題が一気に解決するシロモノ)」のようなもので、「学問レベル」としてはとてもいいのですが、「実用レベル」からかなり程遠いところにあります。
質問の内容が「現在」と感じたので無意味であるとの回答をしましたが、「数十年先の未来」であるなら、実用化の域まで達するかもしれません。
(数十年前はここまで科学が進歩するなんて思っていなかったでしょう。それと同じです。)
ただ、ふと思いましたが回収した炭素の処理も大問題ですね。
(運搬・利用・廃棄方法)
ですから、現時点での「研究」はとてもいいと思います。
(というより、もうやっています)
ただし、化石燃料のほぼすべてがクリーンエネルギーに代替できない限りは意味はありません。
エネルギー収支からの観点でも逆に地球を傷つけかねませんし、物質収支では発生した炭素も厄介、経営上の収支では効果の割りにメンテナンスや人件費が莫大になるでしょう。
結論としては
研究はしてます。
単に回収だけでいいならできます。
よって作れます。
しかし作ったものは現時点ではほぼ確実に無意味どころか地球を破壊するものでしょう。
ですから作りたくても作れません。
これからの研究開発が待たれます。
ただ、個人的見解としてはその装置が植物の変換効率、コストパフォーマンスより勝るとは(今の科学的常識では)考えづらいです。
(例えばエタノール1リットル作るにしても、合成より醸造のほうが安全で低コスト。自然界のものが使えるならそれを使うべき)
それにものすごく莫大な設備投資費とものすごく広大な土地は必要であろうと思い、その資金調達も大きな問題でしょう。
太陽エネルギーならパネルを作る際の二酸化炭素排出のみならず、有害物質の排出も気をつけねばなりません。
補足
何回もご意見ありがとうございます。 このCO2分解装置の研究開発は長期ビジョンレベルでは可能ということでいいんですね。 理想は、無くなったジャングル再生とか植樹を行うことを取り組むということも出来るところではやっていかないといけないと思います。 破壊は数年でも自然再生は何十年も年数を要することで、理屈は分かっていても開発途上国ではどうしても工業化を目指すため、国によっては植林を積極的に行っているところもあると思いますが、地球的に見ると森林伐採していくエリアとかサバク化するエリアが増えているのでは?と思います。