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NPV法の問題文について
現在、設備投資の経済性計算について学んでいるものです。 最近、NPV法の練習問題を解いているのですが、問題中に以下のような表現をよ く見かけます。 問題 『A社は設備投資を検討している。この設備投資を実施した場合のA社の今後5年 間のキャッシュフローは次の表の通りである。 ~中略~ この設備投資案の正味現在価値を求めなさい。』 このときに示される将来のキャッシュフローは、『その設備投資によって増加( または減少)する今後5年間のキャッシュフロー』とされなければならないよう に思うのですが・・・。 『今後5年間のキャッシュフロー』だけでは、その設備投資によるキャッシュの 増減のみを把握することはできず、その表現を使用するのであれば、『設備投資 をしない場合の毎年のキャッシュフローはゼロである』というような注記が必要 ではないのかなと思ってしまいます。 恥ずかしながら今まではこのような問題文の違いに気付かなかったのですが、学 習が進み、他の投資案との比較などを学ぶにつれてこの表現を疑問に思うように なりました。 同様の問題でもきちんと『増加分』と明記してあるものもあるのですが、私が見 る限りそうでない問題のほうが明らかに多いです。 練習問題ですから単純化のために省略されているだけなのか、それともこのよう な表記の違いにはちゃんとした意味があるのか、分かる方いらっしゃいましたら 教えていただけると助かります。
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No.1さんの回答と同じで、正確に書くなら「増分CF」と 書くべきですが、気にしない方がいいです。 特に本試験では、試験委員(大学教授とか)が各々問題を作るので、 専門学校のテキストとは違う言葉の使い方をしたり、 一般的でない言葉を持ち出したりします。 また、毎年のように「どっちとも取れる」ような表現はたくさん 使われます。実際に専門学校も苦労しているようです。 忘れてはいけないのは「出題意図を読む」ことです。 「増分CF」と書かれていないのは不親切と思うかもしれませんが、 ここでA社全体のCFが計算に何の意味もないことはわかると思います。 もしこういった表現が本試験で出て、正直に言葉のまま A社全体のCFとして扱ったら100%バツです。 特に大問の中での個々の小問は、つながりがあることが多いです。 なぜそれを問うのか、を把握した上で問題文を解釈してください。
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- final2wing
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単一の設備投資案なら、当該設備投資以外にCFがあったとしても、埋没に なるからわざわざ『設備投資をしない場合の毎年のキャッシュフローはゼロ である』という表記は必要ないような気がします。 また、『設備投資を実施した場合のA社の今後5年間のキャッシュフローは 次の表の通りである。』という表現で問題文のCFが当該設備投資によっても たらされる分と十分読み取れるような気がします(特に他の指示がない場合) もちろん、『その設備投資によって増加(または減少)する今後5年間のキ ャッシュフロー』としたほうが丁寧な表現だと思いますが、おそらく問題文 や指示内容全体から、問題文のCFは当該設備投資案からもたらされる分と理 解するしかないと考えるべき問題だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 本試験ではよくあることなのですね。 これからは問題文の解釈にも気を付けながら取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。