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解散・総選挙について
解散・総選挙について、今新総理が誕生したのに何故、解散しなければならないのですか? 中学生にもわかりやすく教えてください。 また、裏事情もできれば教えてください
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- fedotov
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国会には衆議院と参議院があります。 衆議院議員の任期は4年で、解散制度があり、解散総選挙すれば、その時の国民の意思が反映されます。 それに引き換え、参議院議員の任期は6年で3年毎に半数を選挙で入れ替えしますが、解散はありません。 なので、衆議院と参議院の議決が異なった場合、憲法の「衆議院の優越」で衆議院の議決が優先されます。 今、国会の衆議院は小泉総理時代の総選挙で選ばれた自民党が公明党と協力して過半数の与党です。 参議院はそれより後に選挙して、自民党・公明党の与党より民主党などの野党の議員が多く選ばれました。 今回、総理大臣の指名で、衆議院は麻生自民党党首を、参議院は小沢民主党党首を、議決しました。 そして、「衆議院の優越」で麻生総理大臣が選ばれたのです。 野党は、今、国民の意思を反映しているのは参議院で、衆議院は国民の意思を反映していない。 それなのに、「衆議院の優越」で、総理大臣が選ばれ、その他の議案も衆議院の議決で決まってしまう。 今の衆議院は解散して総選挙して、新しく国民の選んだ議員と入れ替えるべきだと主張しています。 自民党・公明党の連立与党も、解散総選挙して国民の判断を仰ぎ、過半を取る事ができれば、 国民の支持を得ている(信任されている)と主張する事ができます。 「衆議院の優越」は、総理大臣指名・予算・条約承認などの議案は、衆議院の議決が国会の議決になります。 でも、その他の議案は、参議院の否決・衆議院と異なる議決の後、衆議院で再可決する必要があります。 (再議決は過半数でなく出席議員の2/3以上の賛成が必要です。) 野党の主張する、国民の支持を得ていない政党の議決が国会の議決になる可能性がある制度です。 衆議院総選挙した後の最初の国会では、最初に総理大臣を指名します。 衆議院選挙で過半数を取った政党は、党首を総理大臣に指名して、議決で選べます。 単独で過半数を取れない場合、複数の政党が協力し連立与党となります。 総理大臣は、大臣を選びやめさせることができるので、協力してくれた党の議員を大臣に選びます。
- gaisei
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こんにちは。 (1)小泉内閣以来衆議院選挙が行われてないことと、来年9月で衆議院 議員の任期。マスコミと国民が信任されていない政権が続くのがおか しいと思っている。 (2)安部内閣での衆参ねじれ現象での与党の国会の運営の難しさ。もう 一度衆議院選挙で過半数を取れば勝利と思って、国民の不満が少々あ っても衆議院で信任されたから参議院で否決されても衆議院で再可決 して物事を解決すると思うと考えていると思う。これでは今までの議 院運営と変わらないと言うことのなります。官僚が喜ぶ国会になり 我々国民が馬鹿を見る政治運営になります。国民不在の政治が続きま す。 (3)福田総理の辞任も福田氏では次回の選挙では戦えないと自民党自身 のなかにあった大多数の考えがあり、そしてマスコミの支持率の発表 での低支持率によって、次期総裁は新しい人で戦うのが有利だと判断 した結果だと思う。ただし支持率も麻生氏の人気がどのくらいになる のか(40~50%の支持率が出たそうです)、この支持率とこれから の様子を見て解散総選挙を考えているようです。 (4)解散権は総理大臣の専権事項ですから、自民党に有利な形で行いた いのはあたりまえですね。
- pixis
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はい、まず、今回確かに新総理が誕生しましたが 小泉さんなきあと、安部さん福田さんと総選挙をしませんでしたね。 本来は安部さんでしなければならないところでした。 というのは、前回の総選挙は小泉さんが郵政民営化の是非を国民に問うための総選挙でした。そこで294議席(過半数)を自民党が取って 大勝利となりました。つまり今の議席数は小泉さんの政策を問うた結果なのです。 しかし総理が変わって、今回の麻生さんは小泉さんの路線と違う方向へ行こうとしてる内閣です。 したがって、小泉サンの政策(特に郵政民営化)で得た議席数で 麻生さんの内閣を支持させるというのは理屈に合いません。 なので、麻生さんが選挙をやってそこで勝てば麻生さん(の自民党)が国民に信任を得たということになり、麻生さんも政策がやりやすくなります。 また補正予算といって、麻生さんはこれを国会で通さなければなりません。そうしないと国経済が滞り国民生活は脅かされることになります。 どうしてもこれをしなければ、今度は国民が黙っていません。 もっと支持率が低くなり内閣が持ちこたえられなくなります。 どうしてもこれを国会で通すためには民主党の協力も必要です。 ところで、民主党は政権を取れるかもしれないところまで来ています。 解散して選挙をすればひょっとしたら俺たちが政権取れるかもしれないと考えています。 ところが、解散する!といえるのは総理大臣だけができることです。 そこで、民主党は、補正予算を国会で通すのに協力するから 解散しろ!とある意味脅迫してきます。 麻生さんとしては、補正予算はどうしても通さなければならないし 選挙をやって必ずしも負けるとは限らないし、もし勝てば麻生さんの政策をかなり強引に進められるし、じゃあ、受けてたってやるか!と考えています。 このまま選挙しないのはおかしいでしょ? だって、今の自民党の議席は小泉さんが郵政民営化を問うた選挙で得たものなのに、そのとき反対して自民党をクビになった野田聖子などが 戻ってきて内閣に入って大臣やってるんですから どう見たって理屈に合いませんよね。 本来は野田聖子を大臣にするんだったらその前に選挙やってからにしろよ!と思いませんか? 理屈からいえば自民党はずるいことやってるんです。 いずれにしろ、麻生さんの内閣はまだ国民がいいよ!といったわけではありません。だからここで信任を得るために選挙やって 国民の民煮を反映した内閣をつくろうじゃないか! というのが総選挙をこの時期にやる意味です。 裏の事情は公明党の都合とかありますが、まぁ政治評論家でもないから そこまで勉強する必要もないでしょう。