>そのうち訪れる解散総選挙の行方を左右する人物をどなたか教えてください。
次回の総選挙に於いて、民主党は壊滅的打撃を受けるでしょう、依って次期解散は衆院任期ぎりぎりの再来年春~夏、というのがこれまでの定説でしたが、消費税論議を軸にした急展開、事ここに於いて政界は風雲急を告げております。
即ち消費税審議のどこかの局面で、自公が野田首相に対し不信任案を突きつけるのはほぼ間違いない、そこに人事面での冷遇と、何よりもマニフェスト軽視を苦々しく思う小沢・鳩山連合軍が乗っかり、内閣不信任案はあっけなく可決、そこで野田氏が衆院の解散を選択するというシナリオ。
となると、当然民主党が割れてしまう訳ですが、恐らく小沢氏が描く青写真は、氏に心酔する橋下大阪市長そして維新の会を巻き込んで(場合に依っては河村名古屋市長も参戦)、政界に於ける第3極を目指し、キャスティング・ボードを握る事にあるものと思われます。
解散総選挙に於いて自民党は飽く迄も受身であり敵失狙い、依ってキーマンとなる人物は橋下氏、そして相も変わらず小沢氏辺りという事でしょう。
>総選挙後に総理の椅子に座っているのは誰なのでしょうか。
総選挙後、自民党が比較第一党に返り咲くのは動かないところ、但し自公で過半数を制するかどうかまでは微妙。
その際、大阪維新の会が議席獲得に於いてそれなりの存在感を示しておれば、自公側は橋下氏並びにその盟友渡辺善美氏に秋波を送り、彼らとの連立或いはパーシャル連合を志向するでしょう、そうすると渡辺喜美氏首班の可能性も浮上してくる。
尚総選挙に於ける自民党の顔として、谷垣氏の存在は余りにも希薄、依って総選挙前の自民党総裁選に於いて、石破茂氏或いは小池百合子氏に取って代わられる可能性が高い、私個人としてはそう予測致しますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。橋下は小沢派なのですか?恥ずかしながら全く知りませんでした。でしたら青写真どおりに、とは行かないのでしょうか。渡辺喜美とは、(みんなの党)の党首の事ですかね。政治にウトイもので、よく知らないのですが、ただ、みんなの党というネーミングだけを取ってみますと、大物になれないなぁ、と思う次第です。田中角栄の5億円のワイロなどどうでも良かったのだ、という事がヒシヒシと身にしみる昨今、別の意味での日本列島改造論を唱える者がいて欲しく思います。
補足
総選挙イコール民主党大敗であることは分かり易いのですが、それがイコールとして自民党の圧勝につながるかと言うと、とてもではありませんが、それは望みたくありません。自民、民主という現状の2大政党から一方を選ぶのは、非常に難しいです。総選挙までには選びやすくしていただきたく思います。