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本の腰帯について
私は、腰帯の内容に惹かれて、ついつい本を買ってしますのですが、皆さんが「これはすごい」と思った本の腰帯を教えていただきたいな、と思います。 ちなみに私は、<衝撃の結末>とか、<どんでん返し>といった言葉に特に弱いです。最近では、<泣くとか泣かないとか、そんな程度の心のふるえでは収まらない>で、カズオイシグロさんの「わたしを離さないで」を買いました。(未読ですが)
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業界人2です。大きな書店の書店員です。 ボスの昔話ですが、腰巻き、と言っていた時代もあるそうです。だから、女の子がもっている本のオビが落ちたとき「腰巻き落ちたよ」と今言ったら、セクハラ発言になるそうです。腰帯は初めて私も聞きました。あと、だいたい業者、特に古書店(ブックオフなど除く)の世界では、カタカナでオビといいます。「オビ無し」なんて古書店の目録にあるわけですね。オビだけ欲しいんですが、というかたもいらっしゃるので、時間のあるときは出版社に電話して、可能なら送ってもらったりします。オビの万引きもありました。警備のオジサンがつかまえて、やはり窃盗だから警察よびました。 最近は内容が上滑りなのにドンドン過激になっていくので、逆に記憶に残りません。 記憶に残ったのはよほどのものですが、私には、 大東京三十五区 冥都七事件 (単行本)物集 高音 (著) 大東京三十五区亡都七事件―探偵小説 (単行本) の帯で、 荒俣宏先生 喫驚仰天! 「読者諸氏、必読! 揺籃する帝都を舞台に繰り広げられる、飄々たる名推理に刮目せよ!」 京極夏彦氏 「かの如き怪事件の数々を推理していくその手腕に読者各位陶然と酔いたまえ(こっちは記憶モードですが頭にこれだけ残っています)」 と、この二人の推薦文が旧仮名で書いてあったハードカバーの帯が、印象に残っています。うまいことやったな、と思いました。活字も、本の装幀も昭和初期のようにしてあるという凝りようで、事実おもしろい本でした。 あとは、復刊、とか追悼、なんていうのは、その作者のファンにはひときわ意味を持つのでしょう。
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- musekininn
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こんにちは。 皆さん「腰巻」に一過言ある方ばかりなので、私は真面目に「腰巻」はスルーで行きます。 <「腰巻」を観て「これはすごい」と、買ってしまった本> 皆さん既にご存知でしょうが、筒井氏はだいたいにおいて「毒」があり、その事を前面に打ち出してあったので、拍手喝采ですぐさま買い求めたわけです(書いてなくても買ったんですけどね)。 筒井康隆著「宇宙衛生博覧会」 「腰巻」表= この本を手にされた方へ・・・ この本には毒があります。 毒に対する抗体を持っていない方は ・・・読まないで下さい。 「腰巻」背表紙= 十八歳未満お断り! 「腰巻」裏= 我慢が出来ず、この本を読んでしまった人へ・・・ 人殺しだけは絶対にしないで下さい ---あとでこの本のせいにされても責任は持ちかねます--- *以上ですが、話は変わります。ここはHTMLタグが使えないみたいですが・・・「腰巻」の通り(一部の)大きな字を再現したかったんですけどねェ~。
お礼
ありがとうございます。 わたしも、筒井氏の本は大好きです。しかも、「宇宙衛生博覧会」 は何回読んでも大爆笑してしまいます。でも、こんな(すばらしい)内容の腰巻が付いていたとは知りませんでした。 このオビがあれば、本の値打ち上がりますね、確実に。面白さ倍増です。オビ泥棒する人の気持ちが分かるような・・・
- randybass
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おはようございます。「腰巻」の呼称は正しいんです。 質問者様と同じような趣旨で、雑誌「ダヴィンチ」は『今月の腰巻大賞』という企画をやっておりました。 「腰巻大賞」は昔「本の雑誌」でも同じ名称の企画を単発でやっていたような記憶もあります。
お礼
「ダヴィンチ」の企画なら、面白いの寄せ集めてそうですね。読んでみたいので、バックナンバー探してみます。 ありがとうございました。
- taka1970
- ベストアンサー率18% (58/309)
No1です。 私も大阪ですよ。 だけど「オビ」と呼びます。
お礼
そうですか。ま、呼び方もいろいろあるってことで。
- liar_adan
- ベストアンサー率48% (730/1515)
『糸井重里の萬流コピー塾』最初の巻の 「100万部突破希望」 というのは今でも心に残っていますね。さすが糸井重里です。
お礼
おぉ、面白いですね! 本職ですもんね。ほんと、さすがです。 ありがとうございました。笑わせていただきました。
- taka1970
- ベストアンサー率18% (58/309)
業界関係者です。 「腰帯」という表現ははじめてききました。 「オビ」と呼ぶのが一般的です。 下記のようなこともやってますよ。
お礼
うわ、「腰帯」って、大阪の方言なんですかね? わたし、今まで普通に使ってました。ちょっと恥ずかしいかも。でも、まあ、確かになんで「腰」やねん?てかんじですよね・・・ ご参考までに、下記は大阪の図書館のHPです。 http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/osaka/book_bui.html
お礼
やはりどうも、方言っぽいですね・・・「腰帯」 それにしても、教えていただいた本、めちゃくちゃ面白そうですね。思わず笑ってしまうほど、大仰で!絶対買います。 推薦文は説得力があって好きです。反対に、「第二の(誰々)」「(誰々)を超えた」みたいに、有名な作家の名前だけを書き連ねているのは、今までの経験からすると、たいてい面白くなかったです。