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目に優しい光の色は赤系?
以前新聞で、目に優しい(目が疲れにくい)光は、意外にも赤色だったという記事を読んだことがあります。 「意外に」と言うのは、昔から経験的に私達は、目に優しい色は緑色だと思ってきていて、確かにそれは実験をやって科学的にも実証されたが、それは反射光に限ってのことで、透過光に関しては、よく調べてみるとどうも違っていたようだというところからきている、そういうような内容の記事だったと思います。 反射光だろうと透過光だろうと目に優しいのは緑色だと経験的に信じられていた頃、車のインパネの照明はどれもこれも緑色でしたよね。 ところが、透過光に関しては意外や意外、赤系統の色の方が目が疲れにくいという実験結果が発表されてからは、オレンジ色の照明が主流になってきた経緯も確かにありました。 長くなりましたが、目に優しい透過光の色の詳しい科学的データをご存じの方、教えて頂けないでしょうか。
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こんにちは。sanoriです。 誘われるがままに来ちゃいました。 ^^ ここでも、ディスプレイ(パソコンの画面)の話をしますね。 数値データは持っていないのですが、 実際に人間が使ってみてどうか、ということが最も大事です。 私がディスプレイ関係の仕事をしたときも、 測定器を使った種々の測定評価はするけれども、 最後の最後は、やはり、人間が目で見て評価します。 さて、 A 年がばれちゃいそうですが、 国内初の家庭用パソコンは、シャープのMZ80ではなかったかと思います。 http://www.inetmie.or.jp/~okm/natupcmz80.htm ハードディスクはおろか、フロッピーディスクもない時代でしたので、 記憶装置はカセットテープでした。 買うお金はなく、電気屋さんで遊ばせてもらったものです。 無駄話はさておき、 MZ80の画面は、黒地に緑1色の文字でした。 B それから7~8年後、 大学時代に研究室における研究で、とある設備に付属しているコンピュータを 使ったことがありますが、それも、黒地に緑1色でした。 C さらに、それから数年後、 私は仕事で一時期、ラップトップ(ノート型とデスクトップの中間だと思ってください) を使用していたことがあります。 メーカー名、機種名は忘れましたが、 黒地に赤1色(橙色のほうが近いかも)の文字の、プラズマディスプレイでした。 さて、 以上のA,B,Cは、使用した時代は違いますが、 私の印象では、 見やすさは、 A=B<C 目の疲れにくさも、 A=B<C でした。 つまり、赤(橙色)が、最も印象がよかったです。 なお、A,B,Cは、ともに、透過光でも反射光でもなく、 自発光だと思いますけれども。 あちらのご質問(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4298466.html)に対して 回答したことと矛盾するようですが、 「黒地に」緑の細かい文字、「黒地に」赤(橙色)の細かい文字 というところが関係するのかな、と勝手に思っています。 以上、ご参考になりましたら。
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- sanori
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お礼と補足をありがとうございました。 >>>素朴な疑問ですが、もともと「色(絵の具と言う方がいいのでしょうか?)の三原色」と「光の三原色」に何故違いがあるのでしょうか? それは、全く別のご質問ですので、新たに投稿するのがよいでしょう。 ちょっとだけ書きますと、 絵の具や印刷の混色は「減法混色」、光の混色は「加法混色」と言います。 下記にざっと目を通していただき、わからないことを質問投稿されるとよいでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%A9%BA%E9%96%93 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%8A%A0%E6%B3%95%E6%B7%B7%E8%89%B2+%E6%B8%9B%E6%B3%95%E6%B7%B7%E8%89%B2+%E9%81%95%E3%81%84&lr=&aq=2&oq=%E5%8A%A0%E6%B3%95%E6%B7%B7%E8%89%B2 >>>それも2色は共通で1色だけが違うというのも不思議です。 いえ、加法混色と減法混色の3原色は、3つとも全部違いますよ。 加法混色は、RGB(赤、緑、青) 減法混色は、CMY(シアン、マゼンタ、イエロー) です。 そして、イメージとしては、 白に近いシアン = 緑 + 青 白に近いマゼンタ = 青 + 赤 白に近いイエロー = 赤 + 緑 であり、 黒に近い赤 = マゼンタ + イエロー 黒に近い緑 = イエロー + シアン 黒に近い青 = シアン + マゼンタ です。 パソコンのプリンターのカラーインクの3色も、シアン、マゼンタ、イエローです。 では、これにて退散・・・
お礼
いやあ、無知な、そしてまたしつこい質問に何度もお付き合い下さり、また、懇切丁寧なご回答を下さり、本当にありがとうございました。 加法混色とか減法混色とか初めて聞きました。 お恥ずかしい限りです。 特に、減法混色なんかは、なかなか理解するのに時間を要しましたが、正に「目から鱗」です、と言うか、「‘私の’目から‘無知’のフィルターがひとつ外れた!」です。 CMYなんて、ただ単に青赤黄を横文字で言い表している位にしか思っていませんでした。 無知って怖い! 目の前が今、真っ白です!(これって加法混色?) sanori様、ありがとうございました。 また、いつか何かの折には、「おっ、またまた面白い質問をしてきたぞ。」てな具合に、sanori様のお目にかかることがありましたら、宜しくお付き合い、今からお願いしておきます。 おやすみなさい!
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
「緑色の方が目に優しい」と思っているのは私も同じです。 透過光では「赤系統の色の方が目が疲れにくい」と言うのは、コントラストが付き易いので、無理に焦点を合わす様な事が少なくなるので、「目が疲れにくい」のではないでしょうか。 専門家ではありませんので、あくまでも推論です。すいません。
お礼
確かに、経験的にもコントラストがつけやすいのは緑色より赤色のような気がします。 早速のご回答ありがとうございました。 反射光と透過光とで、色そのものにどんな違いがあるのかも興味あるところですよね。
お礼
sanori様、ありがとうございました。 今日も職場でディスプレイをまじまじと見詰めながら思いましたが、やはりずっと見ていると、緑色の光は目を刺すような感じがしますが、橙色はマイルドですよね。 「最後の最後は人間が目で見て評価」というのが実に説得力があります。sanori様のもたれたA=B<Cの印象も強力なデータです。 とても分かりやすいご回答にも感銘致しました。どうもありがとうございました。 また、どんどん素朴な疑問が浮かんできます。 上段の補足の欄にその疑問を書き記しますので、お時間が許す限り、またおつきあい下さい。
補足
素朴な疑問ですが、もともと「色(絵の具と言う方がいいのでしょうか?)の三原色」と「光の三原色」に何故違いがあるのでしょうか? それも2色は共通で1色だけが違うというのも不思議です。 また、ある特定の音を聞いて、ある特定の色が見えるという特殊な能力を持った人が世の中にはいるというのも興味あります。 「黄色い声」なんて表現もまんざら突拍子もない表現じゃないような気がしますよね。