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N値計算における通し柱の扱い
こんにちは。 N値計算について質問です。 1Fの柱を計算する場合A2・B2を考慮しますが、A2について質問です。 木造2階建ての出隅部を通し柱としています。(1階・2階とも出隅です) この部分は現在使用している簡易計算ソフトではA2が0.00とされて計算結果が出てきます。 根拠は何でしょうか。 「2階柱の引き抜き力が他の柱等により下階へ伝達される場合は0とする」に当てはまっていると考えるのでしょうか? でも「他の柱等」では無いような気がしますし・・・。 宜しくお願いいたします。
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- river1
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北国の設計屋さんのriver1です。 お使いの現在のプログラムは、廃棄して、正確なのを使った方が能率が上がります。 N値計算の計算プログラムを参考に教えます。 価格は、3,150円と手頃です。 軸組通りを一貫してN値計算するプログラムです。 下記のURLを参考に検討してみて下さい。 http://www.mokuzou.com/20_tool/tool_01_soft/01_ncalc_000.html 御参考まで
あなたの指示したリンク先、確認しました。 確かに計算はしてありますが、出隅の結論は例示仕様にイコールでOKになっていますよネ! 私が指摘したのは、 >告示1460号から求めるよりN値から求めてほうが有利ですよね。 との文言があったので、出隅はダメですヨ!と言う事です。 ソフトの事は判りません。 私は、応力解析ソフト以外は認定ソフト(多少問題があるものもある)しか使用していませんのでね。 木造の構造計算は、全て手計算でやりますから……! 結論、使用するソフトのプログラム内容と使用する方の適切な理解によって成立するのですヨ。 特に、構造関係は……… 取り敢えず、私の指摘した図書を読んで下さい。 その上で、あなたがどのように解釈するかは、あなたの自由です。 参考意見としますヨ!
- river1
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おはようございます。 まだ問題は、解決していませんか? まあ!初心者にありがちの単なる入力ミスです。 ベテランの私らでさえ構造計算プログラムで入力ミスを犯しますから気にする事はありません。 入力ミスに気づけば大正解です。 気付かなければA・M・Eの構造屋さんと同じ運命です。 間違いに気づいて質問するだけ、貴方は、偉い! N値計算の基本 柱のN値を計算する際は、各々のX方向、Y方向を計算して厳しい方の接合金具を採用が基本中の基本です。 これにめげず、分からない事、あやふやな事があったらどんどん質問して下さい。 知っている限り教えてあげます。 ただし、私の目に留まればの話ですが・・・ 頑張ってね!
お礼
入力ミスは無いかと思われます。 ソフトも自動で「出隅」と判断しています。 現在、サポートへ問い合わせていますが、土日のため返答がありません。
- river1
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#4です。追記します。 貴方の質問文の最後がそもそもの間違いです。 >でも「他の柱等」では無いような気がしますし・・・ 此処が間違いです。 其処は、出隅です。出隅の設定して計算すれば、この問題は解決ですね。 ご参考まで
お礼
下で申し上げたとおり、出隅の設定は自動です。
- river1
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#2です。 簡易計算ソフトは、何処のメーカーですかね? 計算箇所は、通柱ですよね。 片側は、一・二階とも出隅 他のメーカーも同じですが、出隅柱を計算する時は、片側全て出隅の設定にすると正解が出るはずです。 例 筋かいを30×90を一階右上がり、二階左上がりに配置して計算すると、ご指摘のA2は1.0ですよ。 ちなみにA1は2.0です。 各階の計算式 N値 2F 2.0×0.8-0.4=1.2 1F 2.0×0.8+1.0×0.8-1.0=1.4 引抜き力 2F T=6.4KN 1F T=7.4KN 例で計算してみて正解がでなければ、プログラムに問題ありです。 計算プログラムメーカーへの問い合わせが必要となります。 ご参考まで
お礼
その計算でまさしく正解だと思うのですが、結果が違ったので質問した次第です。 使っているソフトはほとんどタダみたいな値段の簡易耐震診断ソフトです。 (私は構造屋ではないので高価な計算ソフトはありません) ですから出隅も勝手に判断して算出するタイプです。 以前から数回、プログラムミスで修正版をアップロードした経緯があります。 A2が0に緩和されないのであれば、ソフトのプログラムミスかと思われます。
cyoi-obakaです。 toxoyoさん、あなたはプロの設計士の方ですネ! 匿名ですから、あなた本人の事は誰も知りませんんで、チョット厳しい事を言います。 恥とは思わないで、勉強と思って読んで下さい。 あなたは告示の解釈を間違えています。 私がANo.1の中で、1)に記載した事項の理解が出来なかった様です。 N値計算法を、軸組端部に採用してはいけないのです。 ましてや出隅部分は低減出来ないのですヨ! その理由は、地震力が斜め方向から作用した場合を想定すれば明白ですよネ! その場合、出隅部分の地震による軸方向力(引張力又は圧縮力)はX及びY方向軸組共に同じ方向に成りますから、低減されないのです。 この事は理解できますネ! 従って、軸組端部は告示のただし書きには該当しないのです。 あなたの簡易計算ソフトが、?な答えを出した原因は、 算定条件外の部位を指定したためではないかと判断しますヨ! どうしても納得出来ないようでしたら、以下の図書を参考にして下さい。 1)建築申請memo 木造(継手・仕口に関する規定及び規定の緩和) 2)2007年版 建築物の構造関係技術規準解説書 P.100上から3行目~ 特に、1)の書籍には詳細に適用条件が記述されています。 参考にして、あなたの疑問を解決して下さい。 以上です。
補足
私の理解の仕方が間違っているのでしょうか? 柱頭・柱脚部の接合金物を求める場合、告示第1460号第二号の表から求める方法 と 告示第1460号第二号のただし書きから求める方法がありますよね。 では、端部は表から、それ以外はただし書き(N値計算)で求めるべきなのでしょうか。 B1、B2の値は出隅のとき0.8と与えられています。 調べてみましたところ↓ココには当然のように出隅部を計算しています。これは間違いですか? http://www.homeskun.com/hinkaku/yokuwakaru-n-chikeisan.html
- river1
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おっお! さすが#1(cyoi-obaka)さんの答えは、完璧です。 N値計算にとどまらず、構造計算、木造軸組計算、床倍率計算等の計算ソフトを扱う者の心得というか基本は、実際に手計算で計算して計算基本が身についていないと、計算ソフトの計算結果の間違いや疑問はみつけられないものです。 もういちど初心に帰り、手計算して知識をみにつけましょう。 そして誰にも負けない超一流の設計者になる道を歩んで下さい。 ご参考まで
あなたの使用している簡易計算ソフトの設定条件(プログラム)の内容が不明ですので、何故? と言われても回答できません。 ただ、あなたが解析しようとしている部位は、H.12建告1460号の例示対象ですネ? であれば、N値計算法は対象外になるのではありませんか? 通常、N値計算法(1階:N=A1×B1+A2×B2-L)の算定を用いる部位は、 1)軸組の端部に取り付く柱(例示対象)以外の部位。 2)中柱であるため引抜力が生じ難い等により、告示表1、2では過大で あると考えられる部位。 3)例示以外の倍率の軸組を設けた部位。 4)その他上記2)3)に該当しない部位。 です。 従って、あなたの指摘した部位は、例示部位ですから計算対象外となると判断するのですが? いかがですか。 再度、ソフトの計算条件を調べて下さい。 参考意見です。
補足
説明が足りなくて申し訳ありません。 確かにH12建告1460号の例示対象です。 接合金物を求める場合、建告1460号から求めるよりN値から求めた方が有利ですよね。 ですからN値計算していたところ、明らかに弱い金物で間に合うという結果が出ましたので、おかしいと思い調べてみたところA2が0となっていました。 ちなみに上階で取り付く耐力壁はL字形に4.5倍ずつです。
お礼
御親切にありがとうございます。 検討させていただきます。