- 締切済み
ダブルエンドプッシュプル回路について
ダブルエンドプッシュプル回路の特徴を一言で教えてください。 難しい事は解りませんが、人に説明しなければなりません。 教える側もちんぷんかんぷんで困っています。 アンプの回路ですが、何をする為の回路だけでも解れば教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- syouiti042
- ベストアンサー率0% (0/0)
トランジスターのダブルエンドプッシュプル(以下DEPPと略す)の知識しか有りませんが、ご容赦ください。 DEPPの特徴は概ね以下の通りです。 1.インピーダンス変換にトランスを用いるので、電力効率が高い。 2.トランジスターの動作級をA~Bまで自在にとれる。 3.片側をAB1級で動作させても、1石A級と出力が変わらない。 4.コンプリメンタリートランジスタを必要としない。 5.出力の短絡に強い。 6.AB1級の場合、片側は半波アイドルとなる。この為 トランジスターの冷却効率が優れている。 トランスの冷却効率が優れている。 DEPPの短所は以下の通りです。 1.回路構成が複雑である。 2.トランスを用いる為、コストが高い。 3.NFBをあまり深く加えると発振する。 となります。 最近では、PA以外ではDEPPは見かけられなくなりました。 優れた回路なので、とても残念です。
- tocoche
- ベストアンサー率36% (65/180)
Push-Pullは「押す-引く」という意味のとおり、負荷に対する電流の向きを反転できる駆動回路です。 トランジスタや真空管は電流を一方向にしか流せないので、Push-Pullをするときは複数使います。 特徴は動作点を任意に設定でき、低歪アンプから低消費電力アンプまで設計できること。 Push-Pullには Single Endedと Double Endedがあり、Single Endedの構成は回答No.1の回路のものとなります。 Double Endedの特徴は、回路図を見ればわかりますが、電源が1つで済みます。 アンプの回路とのことですが、おそらく出力トランスにST-32か何かを使った、トランジスタラジオかインターホンの回路でしょう。 オーディオ用のアンプでは、真空管は大きな電流が流せないので出力トランスが必須となり、Double Endedが多いですが、トランジスタは大電流で直接スピーカを駆動できるため、Single Endedが多いです。(電源が±必要でも出力トランスが無くて済むほうが、軽いし小さいし歪も少なくて有利です)
- mmky
- ベストアンサー率28% (681/2420)
追伸 同極性トランジスタに逆極性の信号を加えるやり方ですね。 一部追加まで DEPP (Double Ended Push-Pull) 二つの同極性トランジスタにそれぞれ逆極性の信号を入力し, 出力側ではそれぞれのトランジスタの出力を合成する回路. 出力端子が二つあるので,この名称がある. 二つの出力を合成するために, 通常はセンタ・タップ付きの出力トランスを使う. 参考に
- mmky
- ベストアンサー率28% (681/2420)
まずプッシュプル回路は、一般的にはオーデイオ回路の終段に利用される 回路です。スピーカを動かす大電力アンプと考えてください。 大電力アンプを1個のトランジスターで実現しようとすると、 信号がひずみますので、NPNトランジスターとPNPトランジスター 2個をトーテムポール型に接続して、信号のぷらす波形の期間はNPN型が 信号がマイナスの波形期間はPNP型が受け持って出力するというように した回路です。 質問は、ダブルエンドプッシュプル回路ですから、プッシュプル回路 を2段構成にしているのか?ということかな。 参考程度まで