生前あれほど“霊界”に熱心だった丹波さんは、この世にメッセージを語りかけてくることはありませんし、また、不幸にも大規模な天災や事故などに遭遇すれば熱狂的な信者も一般人も関係なく全員が平等に被災し傷つきます。
ちょうど我々が、ゴキブリや蚊が死んでも「かわいそう」とは思わないのと同じくらいに、宇宙全体の歴史や規模に比べたら人間が一人消えようと地球が膨張した太陽に呑まれてチリになろうと、損失を悲しむのは我々人間だけであって、雄大な宇宙の歴史的にはなんら関係のないことです。
まぶたを閉じれば何も見えませんが、死ねば二度とその目で物を見ることもなくなります。「暗い」と感じる意識や時間の概念もないので、本当に生まれる前の「無」の世界に還るだけとなります。
「輪廻転生」という言葉がありますが、それは特殊な人間が勝手に思い込んでいるだけのこと。死んだあと、生まれ変わろうにも必ず母体が必要となってくるわけですが、その人類が絶滅かもしくは太陽が燃え尽きてしまったあとのことは彼らは何の説明もできません。
本当にくだらない理由で簡単に自殺してしまう人が居ますが、数ある地球の生命体のなかで偶然たまたま人間の姿で、文明の発達した便利なこの時代に日本人に生まれてきた奇跡を考えると、なんとも勿体ないバカなことだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。宇宙全体から見るとまた違った考え方になりますね。生まれる前が無なら、死んだ後の世界も無のように思えるのでしょうか。自殺はもったいないですね。私も死にたかった時期がありましたが、何とか持ち直せて良かったです。