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トマトの雨よけについて
桃太郎などのトマトはビニール被いをするのが定石のようです。 質問その1 これはそもそも、どういう目的なのでしょうか? (実が割れるのを防ぐときいたことがありますが・・・) そしてそのために・・・、 1.樹や実に雨がかかるのを防ぐ。 2.雨によって根から大量の水分を吸うのを抑えるため。 どちらかと思うのですが、疑問があります。 〇今年は被いをしませんでしたが、雨はほとんど降らないので、1.の効果は被いをしないのと同じです。また、2.の効果も同様です。ですが、「甘太郎」という品種ですが、よく割れます。「大型福寿」は割れはひどくないです。 品種といろいろの複合条件の結果だと、すればそれまでですが・・。 〇専門農家の方は、被いをしていても、灌水をするそうです。 雨の程度にもよるのでしょうが、そうであれば、雨よけは、1.の目的と想像することになります。私の畑のトマトひどい干ばつですが実はよくなります。そして割れます。干ばつのせいで割れるのなら、雨よけは、割れを防ぐためではない、ということになります。雨よけは難のためでしょうか? 質問その2 トマトは実を収穫した段の葉っぱはみんな切り取ってしまう、という方法は何のため?、以後の収穫のための効果があるのでしょうか? 葉っぱは栄養の生産工場ですから、下の方の葉っぱでも全体の助力に なるのでは?と素人考えで思ってしまいますが・・・。順々に樹の背丈を低くしていくための便宜でしているのでしょうか? 以上、とりとめのない質問で、すみません。 雨被いの目的についてのあれこれ、収穫済み段の葉っぱの切除について、以上要点は二点です。 どなたか、詳しい方、お教えください。
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1番さんが回答していますが雨よけをする最大の原因は病気を予防するためです。特に疫病と言って葉に白いかびの生える病気があります雨に当てると激発します発生すると致命傷になり収穫は難しくなります。今の品種はハウス栽培を前提に改良されていますから露地栽培ではうまく栽培できません。大型福寿や福寿2号などの古い品種は露地栽培を前提に改良選抜が行われていますから露地栽培には適しています。 2番目はハウスで水を制限することにより糖度を上げて甘いトマトが出来酸味も少なくなりますから甘みが強く感じます。 トマトが割れる原因では土壌水分が急激に増えるのが最大の原因ですハウスは通常は露地栽培より乾燥した状態で栽培されていますから土壌水分が多くなるとトマトが吸ってしまい実の肥大が急激に成り割れてしまいますこの場合は頭の法が割れます。基の法がひびが入ったように割れるのは温度の急激な変化が原因になると言われます。 葉を摘むのは葉は展開してから20日頃が光合成が1番盛んになります40日を過ぎると光合成はあまりしなくなりますし古いはが有ると陰になり実に日が当たらなくなり色づきが悪くなるのと風通しが悪くなり病気の発生も多くなるため葉を取ります。長期のハウス栽培でではつるを下げながら栽培しますから葉欠きは絶対に必要になります。ハウス栽培ではトマトに限らず殆どの作物で必要になります。
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- toshihisakasiwa
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トマトの場合遮光率は普通で50パーセントくらいです農家では11時から4時くらいまで遮光します大面積なので自動で開け閉めしますが家庭菜園のハウス程度なら遮光率50~70パーセントの遮光ネットを西側の半分だけに張るとかなり効果的に遮光できます。真夏でも朝日が充分当たることが必要です。黒の寒冷紗でも違うと思いますが温度を下げるなら遮熱ネットという銀色に輝くネットが効果的ですが高価ですので黒の遮光ネットで代用してもいいと思います。
お礼
toshihisakasiwa さん。 ネットを使うという高度なワザまで知ることができて、ありがたいです。 たいへん、親切にご指導くださって、ほんとにありがとうございました。とても勉強になりました。 また、機会ありましたら、よろしくお願いいたします。
- toshihisakasiwa
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農家では真夏の高温対策として日中のハウスが高温にならないように遮光と言ってハウスの上や中間に白や銀色のネットを張ってあまり高温にならないようにしています。夜ハウスを閉め切ると夜でもハウスの中は高い日では30度近くありますから中が蒸れた様な状態になり作物が徒長したり病害が多発するようになりますし高温だと実が付かなくなりますからハウスは閉め切りません。高温になると1番表面の表皮が厚くなるのも割れやすい原因だと思います。
補足
toshihisakasiwa さん、ありがとうございました。 小生は来年も、甘太郎(桃太郎系だと思います)と大型福寿をやってみようと思います。数本づつですが。お教えでホント理解できましたので、小さなハウスがありますので、そこで甘太郎を、畝続きでハウスの外で大型福寿を植えようとはやばやと皮算用しています。 高温は徒長・病害・実が付かないということで、私のような家庭菜園では雨おおいだけで充分ですね。植物は風通しも大切と、よく分かって来ました。今年は露地ですが良く割れます(甘太郎が)。高温により皮が厚くなり割れやすい、とのことですが、露地の場合は自然気温の結果ですから、仕方ないですね。 来年ハウスでしたばあい、割れるようならカンレイシャをかける、という手があるわけですね。黒は持っていますが、これでは光量が足りなくなりますでしょうか?やはり、普通は銀とか白でしょうか?(白の防虫ネットは沢山あります) またよければご意見お聞かせくださいませ。 ありがとうございました。
- usokoku
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1.病気を発声を押さえる 2.病気を発声を押さえる
お礼
ありがとうございます。 病気の発生を抑える、ということなら、納得がいきます。 雨被いのない今年は、8本中、2本が初期から病気で不調です。 また、大分収穫した後ですが、一本は不調になって来ています。 昨年は、雨被いをしましたので、確かに、全本病気ではありませんでした。 なるほど、病気を防ぐ目的ですか・・・。 それで、樹木自体に雨がかからないようにするのが肝心なのですね。 根からの水分の吸収は、雨被いとは関係ないことですね。 ありがとうございました。
お礼
toshihisakasiwa さん、 詳しくてかつ明快なご回答、ほんとにありがとうございます。 雨おおいは病気の予防と水の制限の目的、 福寿系統の露地適合であるとのこと、 トマトの割れは水分過剰や温度の急変でおこること、 葉の切除の理由などなど、素人の私にはたいへん大変勉強になりました。トマト栽培二年目の初心者ですが、ご指導のおかげで、また来年へのファイトと希望がわいてきました。 本当にありがとうございました。
補足
toshihisakasiwa さん よければ、お教えください。 ひびは両方のものがあります。 A.成っている状態で、上(ガクのほう)の割れが、温度の急変ですね。 B.成っている状態で、下の方の割れ(皮が引っ張られてヒビができそうなかんじ)水分過多、肥大急激ですね。合っていますでしょうか? そして、Aを防ぐためには、一つの方法として、雨よけだけでなく、横の部分もおおって昼夜の温度激変を少なくしたりするのでしょうか?(風通しも悪くなりますし、ハウス内も高温になりますね) よろしくお願いします。