宇宙論の現代科学における位置付け
宇宙論の現代物理学における位置付けってどうなっているんでしょう?
法則というのは、全称条件法命題で表され、条件と一体となって予測ができます。普通の現代物理学の営みは、実験による経験事実から新しい基本法則を見つけたり、基本法則どうしの関係を探ったりすることと、既知の法則と事実を用いて、予測(これは広い意味の予測であり、未来に起こることを予知することに限らない)し、個々の物質や現象に対する理論を構築することの2つに大きく分けられると思います。前者は19世紀から20世紀にかけて大きな発展を遂げました。後者は現在、より広く研究されています。
宇宙論という科学の営みは、基本法則と観測から、宇宙の姿を知ろうとすることなのでしょうか、また、宇宙の構造自体が基本法則にも影響を及ぼすという考えを受け入れるのでしょうか?どうも僕には、この2つのことが矛盾するように思えて仕方がありません。このような疑問が生じるのは、僕が宇宙論という学問をあまりよく知らないからなのですが、このような疑問に対するアイディアをください。あと、科学哲学でこのようなことを研究している人を教えていただきとうございます。