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4寸柱と3.5寸柱
一般的な2階建て住宅で120×120の柱でプランを作成したが 金額面での問題で通し柱以外を105×105に変更しました。 その場合の120と105の位置関係についてですが ○105角を芯に置いて、120角を内側にずらして105角の外面を合わせるのか ○120角を芯において105角をずらしてあわせるのか。 そしてその場合120の幅でかけていた梁・胴差等は105に変更して成を高くするべきなのか。(105角の柱に120幅の梁はありえない?) 教えて下さい。
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北国の設計屋さんです。 120角を内側にずらして105角の外面を合わせるのが一般的です。 予算が無いなら、小屋梁の幅を105にして架構する方法が常識です。 通し柱は、構造学上断面を小さくしないようにしましょう。 耐力壁線上の梁は、幅120mm基材で計画し、その他の梁を幅105mm基材にした方が、丈夫な構造体を作れます。 もう一度再考しましょう。 ご参考まで
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木造の軸組は、古来からいろいろな納めがあります。 近年は、 耐震性の向上を目的として外壁部に構造用合板等を張り付けたり、 外壁通気工法として空気層を設けたり、 と 昭和50年代以前ではほとんど行われていなかった工法が一般化してます。 つまり、どんな方法にしろ構造的に不都合がなければ、設計者の自由です。 一般的な2階建ての住宅でしたら、通し柱を105×105にする事も視野にいれますヨ! 最近の建物は、構造用合板で面構造としたものがほとんどですから、通し柱を120×120とする根拠が薄らいで来ています。 どうしても通し柱は120×120、他は105×105とするのでしたら、もちろんNo.1さんの回答の納めに成ります。 では、内壁の大壁納めは(通し柱が出てしまう)? ですが、 私でしたら、突出する部分を欠き取りますネ。 その方が納めが単純で安価ですから……! 次に、105×105の柱に対して梁及び胴差しの幅ですが、 外周部はすべて105幅とします。成は適切に指定します。 但し、梁又は桁を受けるものは、120幅にして部材のネジレに対抗する配慮が必要に成る場合があります。 その場合は、もちろん外面合わせで納めます。 内部軸組の場合は、基本的に梁通し納め(通し柱以外)ですから、梁幅が120でもなんら問題はありません。 ただし、構造金物を取付ける場合は、金物形状に合わせて梁を掘って納めます。 柱幅と梁幅の違いで支障が出るのは、吹抜部分や階段部分ぐらいですから、その点を考慮すれば、あとは自由ですヨ! すべて勉強です! 沢山の物を見、多くを聞き、いろんな事を考えて下さい。
お礼
ホントに勉強ですね・・・ 学校で教わったマニュアルだけでは全く事足りないですね。 現場やベテラン先生の知識は大切です!! 勉強させていただきました。ありがとうございます。
- tawashiz
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芯合わせはどちらの方法も可能ですが、120角を芯にして、105角の外面を合わせるのが、同じ延床面積で最も建物が広くなるのでお得です。 梁、胴差の幅は一般的に120幅を使用します。 105角幅に120幅も普通にあります。
お礼
わかりました。いろいろな仕様が可能なのですね。 ありがとうございました。
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
補足について >105角の柱の上に120幅の梁が乗ることがありうるのですね? あり得ますが、一般的にはあまり好ましくありません。 逆に柱が120角で、梁幅105なら望ましいです。 >部屋側の120角は(105角の面に合わせて石膏ボードを貼ると)出っ張りますがそれはどういう方法をとっていますか? 出っ張るのが嫌なら、部屋側に差額の分の15mmを付加し壁にして胴縁で下地を組んで壁を平らにして施工すれば問題ありません。 ご参考まで
お礼
方法も様々ですね。 わかりました、ありがとうございました。
補足
ということは105角の柱の上に120幅の梁が乗ることがありうるのですね? 105角の柱の外面に合わせて通し柱120角を配置した場合 部屋側の120角は(105角の面に合わせて石膏ボードを貼ると)出っ張りますがそれはどういう方法をとっていますか? 重ねて教えて下さい。