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サブプライム問題
サブプライム問題とは何ですか?
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簡単に言うと、アメリカで土地が値上がりし続けることに目をつけた金融機関が、普通は住宅ローンを組めない信用が低い層に対して高い金利と土地を担保にすることで住宅ローンを組ませていたことに端を発します。 回収できなくなっても、土地があるからいいと考えていましたが、地価が下落に転じ、回収がままならなくなって、各金融機関が損失を出したのです。
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- alpha123
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もともとは債権を小口に分割して他者に買ってもらうというビジネスモデル(お金儲けの1方法)の破綻です。 土地や住宅の価格が下がったところでこれまでなら「住宅供給会社」が倒産するだけです! ところが2001年のITバブル崩壊後は、金融工学駆使してリスクを分割したので(影響小さくするために小口に権利分割して売却した(住宅ローンの証券化)、儲けも損失も広く薄く世界の企業に関係する ) 銀行は本来なら融資出来ない低所得者にもじゃんじゃん貸し出した(^^) プライムが主要な、優良な顧客ならサブプライムは次善の、劣化した顧客です。 (テレビのゴールデンタイムはプライムタイムともいう。CM料は高額です) 住宅ローンの2割がサブプライムローンで世界中の金融機関(銀行や投資ファンドなど)がその権利買い取った。破綻したあと影響が世界的なのはこのためです。 2007年にはフランスのBNPパリバ銀行系ファンドが営業停止。イギリスの中央銀行はノーザンロック銀行に緊急資金支援。欧州中央銀行は57兆円の資金供給。 2008年ベアスターンズ(証券会社)をJPモルガンチェースが救済、IMFは世界の金融機関(日本の銀行含む)の損失は96兆円と発表。シティグループ41兆円の資産売却 (米国の銀行はまだ自助努力で解決目指すから政府が銀行に救済融資した国(当然政府系政党は見返りも求める)とちと違う) 金融庁は国内の金融機関損失は2兆4300億円と発表。 米国のシティなど9000億円以上(1兆円弱)の増資で資金調達です。(日本の銀行は以前には日銀から低利で救済融資受けサラ金に貸し出して儲けたが) 米国では180万人が住宅差し押さえの危機だが、もともとがはじめの数年は返済免除のローンみたいなものだからいずれ払えなくなるのは予見出来た。住宅失うこと自体は「自業自得」です。 住宅価格の低下続くから差し押さえても資金回収できない金融機関(銀行)というわけです。それもまた自業自得です。
- oshiete-q
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アメリカの場合、土地ではなく住宅ですね。住宅の価値が右肩上がりで将来も推移し続けるといった前提に立った話です。