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「寒気」と「冷気」はどちらが温度が低い。

 「寒気」と「冷気」はどちらが温度が低いのでしょう。  一般的にはこうだ、というのでもかまいませんし、もし、温度差は関係なく使い分けをするのであれば、教えていただければ幸甚です。  もし気象学ではこう定義されている、というのが分かればなおさら嬉しゅうございます。  よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

少なくとも、気象の世界では、寒気(かんき)の方が冷気(れいき)よりも温度が低いとされています。以下のURLが参考になると思います。   http://www.natty-s.com/advice25.html     ※「閉そく前線」の項です 冷気の下に寒気がもぐりこむということは、寒気の方が温度が低い証拠です。 一般の日常会話の中では、「寒気(さむけ)」は良く使うとは思いますが、天気がらみの気象の話の中で「寒気(かんき)」が出てくるくらいだと思います。閉そく前線のように、冷たい空気のかたまり同士がぶつかる場合を除いては、冷たい空気のかたまりのことは「寒気(かんき)」といい、「冷気」とはいいません。 また、冷凍倉庫などの庫内の話では、冷凍にあわせて「冷気」とはいいますが、「寒気(かんき)」とはいいません。

kogotokaubewe
質問者

お礼

 まず、諸般の事情でお礼が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。 > 回答者各位  お示し下さったURLは自分で検索したときはたどり着けなかったものなので、参考になりました。やはり寒気の方が温度が低いという間隔で使い分けているようですね。  ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • Parismadam
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回答No.5

No.4です。ご丁寧なお返事を有難うございます。補足質問にお答えします。 ご質問1: <もし今後どこかのカテゴリでお世話になることがございましても、「○月○日には」等のご挨拶はご放念くださいますようお願い申し上げます。> 承知致しました。質問の足跡を残さないよう、kogotokaubeweさんには日付を記した挨拶は控えさせていただきます(回答の機会があればですが)。どうかご安心下さい。 ただ、前回のご質問へのお返事に対するお礼の言葉は基本礼儀ですので、述べさせていただくと思います。 以前「Q&Aコミュニティーのカテゴリー」での質問で、「質問者が回答者へお礼をした場合、それに対する回答者のお礼の言葉がないのは失礼だと思う」といった質問がありました。個人的には「失礼」とは思いませんが、そうするのが礼儀だとは思いますので、個人的には前回の返礼に対するお礼の言葉を述べるのを信条としております。このスタンスは変わりません。 ご質問2: <私は質問の足跡を残すのを好みませんので(私だけではないと思います。> 嗜好には個人差があると思います。 1.意外と多くの方が、「覚えて下さっていて嬉しい」とおっしゃって下さいます。 2.また、個人的には、自分の質問に同じ回答者が回答して下さった場合も、「O月O日の質問に回答いただき有難うございました」とお礼の返事をしていますので、自分の質問履歴を知られることになりますが、特に気になりません。 3.とはいえ、気になる方もいらっしゃいますから、そのような方には控えさせていただきたいと思います。 4.個人の信条は他人が口出しできるものではありませんが、このように個人的な嗜好をお知らせ下さると次回どのようにお返事すべきか参考になりますので、助かります。 以上ご参考までに。

kogotokaubewe
質問者

お礼

Thank you for your answer.

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.4

はじめまして。 「気象学」の専門ではありませんので、一般的な語感から回答致します。 ご質問: <「寒気」と「冷気」はどちらが温度が低いのでしょう。> 語感的には「冷気」の方が温度が低い気がします。 1.どちらも「温度が低いと感じる」点では同じですが、「寒い」より「冷たい」の方が温度が低いと感じるからです。 2.例えば、「冷たいアイスクリーム」とは言いますが、「寒いアイスクリーム」とは言いません。他にも同類の例では以下のようなものもあります。 例: 「冷たい雪(雨・水・氷)」(O)「寒い雪(雨・水・氷)」(X) 3.「寒気」「冷気」は気象用語ですが、同じ2つの漢字を使って、「寒い気候」「冷たい気候」と考えると、前者は北海道・北欧など寒い地方のイメージがありますが、後者はツンドラ地方か北極のイメージが浮かびます。 4.上記の例を見てみると、「冷たい」には何か「刺激的」「刺激を与える」ような温度の低さを想定させます。 つまり、「寒い」と感じるより、「冷たい」と感じる方が、感じ手にとってはより「刺激の強い感覚」を味わっていると思われます。 5.それは、 「怖くて寒気がする」 「怖くて冷や汗が出る」 の違いを見ても明瞭です。 「寒気」であれば、人体の反応は「寒いぼ」=「鳥肌」が立つといった反応がおこりますが、「冷や汗」は文字通り「汗」が出ます。 この2つの反応を見ても、「冷や汗」を出させるほどの反応を人体に起こさせる方が「刺激が強い」ということになり、ひいては「感覚に強くうったえる」ことにもなります。 6.以上から、「寒」「冷」という2つの漢字から受けるイメージだけでは、「冷」の方が人体が感じる刺激が強い=より寒い、という印象を受けるのです。 7.余談ですが、 「あの人、寒い」 と言うと、彼のジョークが寒いぐらいのニュアンスで、こちらの体温を奪うほどではありませんが、 「あの人、冷たい」 と言うと、彼に接するとこちらの「感情」という暖かいものを奪われそうで、近寄り難くなります。 8.以上のように見てくると、ある一定の法則が見えます。それは、 「寒い」は人が主観的に感じる感覚 「冷たい」は人が対象物に対して認める客観的事実 について使われているようです。 つまり、 「水が冷たい」は「水」=「冷たい」という、水に対する客観的事実ですが、 「冬は寒い」は、「人が冬には寒いと感じる」を言い換えた文で、人が受ける感覚について言及しています。 9.従って、 「寒気」=「人が寒いと感じる気温」であって 「寒気」≠「気温が寒い」ということではありません。こちらは、文法上誤法になります。実際「温度が寒い」とは言いません。 10.以上から、気象用語で使われている「寒気」は「人が寒いと感じる空気」のことであり、「冷気」はそのまま「冷たい空気」または「人が冷たいと感じる空気」のこどになります。 「寒い」VS「冷たい」で、どちらが気温が低いと感じるかは、個人の語感により異なるかもしれませんが、個人的には「冷たい」の方が気温が低いと感じます。 その意味で、ご質問の答えとしては、「冷気」の方が「温度が低い」と感じます。 以上ご参考までに。

kogotokaubewe
質問者

お礼

 懇切丁寧なご回答、痛み入ります。お礼が遅れて申し訳ございません。 > 「寒い」は人が主観的に感じる感覚 > 「冷たい」は人が対象物に対して認める客観的事実  おっしゃるように、こういう使い分けは確かにあると思います。主観・客観はひとまず措くとして、他の回答者へのお礼にも書きましたが、「冷たい」は「対象物」との直接的な接触による感覚を表す場合が普通だと思います。  これに対し「寒い」は、実際には肌と空気との直接的な接触ではあるのですが、気体というような科学的知識が十分でない時代の人々には、その場の全体的な印象としてとらえるものであったのではないかと考えます。  したがって、物質ではないものの場合も、たとえば対象者に直接向けられた場合は「冷たい態度」のように表現し、その場の雰囲気を冷え冷えとさせるジョークは「寒い」と表現することになるのだろうと考えます。  お礼の場で、私見を書き連ねてしまいましたが、ご丁寧な回答をどうもありがとうございました。  以下は余計なことなのですが、私は質問の足跡を残すのを好みませんので(私だけではないと思います。以前見ることが出来た、他人の質問履歴が今は見られなくなっていますから。)、不躾ではございますが、もし今後どこかのカテゴリでお世話になることがございましても、「○月○日には」等のご挨拶はご放念くださいますようお願い申し上げます。  

回答No.3

寒気も冷気も絶対的な温度を表す概念ではなく、また、両者はカレーの辛口と中辛のように寒さのレベルを段階的に表す関係でもありませんから、どちらが温度が低いかということは言えません。 一般的イメージとしてはどうか‥? 真夏の朝、空気がひんやりとしている時に「朝の冷気」などと言いますが、これは涼しいのであって寒いわけではありません。このことから冷気より寒気の方がより温度が低い!・・・ と思いたくなりますが、もしこれが真冬の朝の冷気だったなら、それは正に寒気そのものです。したがって、あまり当てにはならないでしょう ( ^^ 気象用語で言う「寒気(団)」は「暖気(団)」に対する言葉で、それぞれ相対的に相手より温度が低い(高い)ということです。これは完全に “寒 - 暖” という2者間のみで表す概念ですから、これらと並列的に「冷気」という第三の言葉が入り込む余地はありません。 なお、jo-zen さんが紹介されたサイトを私も見てみましたが、この中の閉塞前線の説明図で、冷気という言葉をあたかも寒気と対立する概念であるかのように登場させているのは正確さに欠けると思います。 閉塞前線とは、寒冷前線が温暖前線に追い付いた状態のものを言います。寒冷前線の後方と温暖前線の前方にはそれぞれ寒気があるわけですが、追い付きによって両者が接触した場合に寒冷前線側の “寒気” の方がより温度が低ければ温暖前線側の “寒気” の下に潜り込み(寒冷型)、その逆ならば上に乗り上げる(温暖型)ということです。 前線の種類(松江地方気象台) http://www.osaka-jma.go.jp/matue/column/front/front.html

kogotokaubewe
質問者

お礼

 お示し下さったURLは自分で検索したときはたどり着けなかったものなので、参考になりました。(杜撰な検索で情けないのですが、諸般の事情で……)  今、改めて検索してみると次の記述もあって、 > 内陸の地表付近を高さ数百メートルの冷気層(以下「接地冷気層」と記述)が覆い、この冷気の気温が、寒冷前線西側の寒気よりも低かったのです。このため、寒冷前線が接地冷気層の ... www.page.sannet.ne.jp/km_iwata/o-ba-ran.html  どうも同じレベル(気団)としての温度の使い分けはなさそうですね。  どうもありがとうございました。  

  • suunan
  • ベストアンサー率14% (224/1569)
回答No.2

専門的には知りませんが 日常的には寒と冷の違いなのだから 前者は或る領域の状況であり 後者はごく部分的という違いです。 これは温度自体どちらが低いかとは別です。

kogotokaubewe
質問者

お礼

 確かに「冷たい」は直接その物に触れた場合に使われるのが普通ですね。「寒気」「冷気」は明確な使い分けはない、ということですね。  ありがとうございました。

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