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墓石・過去帳にない祖先について
先日、祖父が亡くなり、それをきっかけに 除籍謄本や過去帳などを元に家系図を作成したのですが、 一つ気になることがでてきました。 墓石や過去帳に記されていない名前が除籍謄本に前戸主として記載がありまして、健在の祖父の姉等に確認しましたら、当家の初代だということで確認がとれました。 菩提寺は昔から変わりませんが、当初、墓自体は家の近くの土地にあり、いつの時代かにお移ししたことも分かりました。ただその祖先の亡骸をお移ししたかはわかりませんし、位牌はございません。 そこでなのですが、この墓石や過去帳にない初代の祖先をどのように扱うのが一般的なのかをお聞きしたくて投稿しました。 できればご専門の方どうぞお教えください。 ちなみに我が家は曹洞宗です。 どうぞよろしくお願い致します。
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- abiraunken
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真言宗の僧りょですがご参考まで 昔は過去帳も、戸籍も非常におおらかに書かれていました 過去帳は死んだ人の名簿ですので なまえ(戒名)だけしか書かれていなかったりする ことがよくあります 檀家制度は江戸時代徳川家康が キリシタン弾圧や百姓を治めるために制度としました だから、普通は古い家でも350年をさかのぼる ご先祖さんをまつる家はありません 初代のご先祖様が出てきたのですから 「初代 俗名@@@@べえ」 としておまつりしてもいいですが お寺様とよく相談して改めて戒名を お授けしていただいてねんごろにご供養されればよいかと思います お位はいと過去帳はこれで出来ますが お墓がないのは仕方がないと思います もしお墓をされるのであれば 戒名をほって中に入れるお骨はないですが 供養塔として建てればいいと思います 戦死者のお墓で中のお骨のない人がたくさんいます
- jyaguti2
- ベストアンサー率25% (8/31)
多分、ご先祖様のご供養で気になさっておられるのだと思います。 解りやすく申しますと ssbbssstさんにはお父様とお母様がおられます。 お父さんの姓をA お母さんの婚前の姓をBとしますとssbbssstさんはA家とB家の血を引いていることになります。 家系図を描くと解りますが、それぞれの直系のご先祖は、誰一人掛けてもssbbssstさんはこの世に存在しないことになります。 ご先祖を遡ることはとても不可能ですので、もし、お仏壇の中に過去帳やお位牌を縮小したものなどが奉られておりましたらその一番上にA家先祖代々の御霊様(みたま)・B家先祖代々の御霊様と2列併記したお札(紙でも結構です)を併せて奉ってください。 これで、何百年前のご先祖も全て網羅されることになります。 前の方もご説明されておられましたが通常は49日で今生を離れ幽界に入り、その後霊界での修行の後、生まれ変わるとのことですから、まー49回忌法要で法要は終えても良いと思いますが、もし未浄化(成仏されていない=幽界にたどり着いていない)方がいらしゃったら別の供養が必要になるかも知れません。
- teinen
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曹洞宗寺院の檀家です。 うちの祖先について,伯父が墓や位牌や過去帳を調べたところ,最も古いのが1759年(江戸時代中期)に亡くなった男性ということがわかったので,この人を当家初代ということにしました。今年は250回忌に当たります。でも,特段,法要などはしませんでした。 当時は土葬なので,遺骨が残っているということはありません。墓も残っていなかったのですが,村の墓地のどこかに埋葬されているだろうと推測されています。 しかしこの男性も誰かの子であり,その親も誰かの子であるはずです。本家の菩提寺は室町時代後期に建立された寺ですので,いくらがんばっても室町時代以前まで遡ることができません。 この点をうまくクリアするための方便があります。亡くなられて50年経つと,輪廻転生し,また,この世に生を受けると言われています。よって,50回忌を以って,弔い上げとし,個々の法要はこれをもって終わりとし,先祖代々に組み入れる訳です。昨今は,33回忌,早いところでは13回忌を以って弔い上げとすることも多いようです。(曹洞宗の教義がそのようになっているのではなく,一般世俗の慣習です。) 曹洞宗の寺院では,「施食法要」という法要が年に1回か2回,営まれます。時期は寺院によって違うのですが,全ての霊に対して供養するという法要です。この折に御布施を出して,お参りなされば良いと思います。