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氷の不思議。
テレビの番組で、 沸騰させた水(お湯)を冷凍庫に入れれば早く凍ると云っていた。 本当なのでしょうか?。 でも、冷たい水よりも、お湯の方が早く凍るというのは、 理由が判っていないとか。 本当に判っていないのでしょうか?、 何故解明されないのでしょうね。
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直接の解答じゃありませんが、 水の融解熱はおよそ80cal/gです。つまり、1gの水を凍らせるためには、80calの熱を奪わなければなりません。 一方、水の比熱は1cal/gです。つまり、1gの水を1度下げるためには、1calの熱を奪う必要があります。 ですから、 ・「10度の水を0度の氷にする」ためには、1gあたり90cal(=80+10)の熱を奪う必要がある ・「100度のお湯を0度の氷にする」ためには、1gあたり180cal(=80+90)の熱を奪う必要がある ということになります。 つまり、沸騰したてのお湯を凍らせるのには、10度の水に比べて、たかだか2倍の熱を奪うだけでいいのです。 ところで、「熱量の移動」という点で見ると、その移動速度は基本的に「温度差」に比例します。 冷凍庫の温度は-20度ぐらいですから、 「100度のお湯」を冷やすときは温度差120度もあるのに対し、 「10度の水」を冷やす時には、温度差は30度しかありません。 ですから、「100度のお湯」の方が「10度の水」よりも4倍速く熱が奪われていきます。 つまり、「熱の移動量」だけ見た場合、お湯は水と比べても、直感的に感じるほど凍らせるのに不利なわけではないのです。 となると、「凍るまでの時間」を考えるうえでは、「熱の移動量」の大小よりも「熱の移動のしやすさ」の方がに響いてくると思います。 おそらくこのあたりに「お湯の方が水より早く凍る」ことについての「原因不明の理由」があるんじゃないでしょうか。
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- electron11
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その番組 私も他の事をやりながら見てました 不思議ですね? ホントカ? と思い 検索しましたが やはり解っていないようです 何件か見つけました 推定されてはいますが証明にはなっておりません この件に限らず 気付かずにいる事が他にもあると思いますし証明されていなくとも 説明できる事で納得している事も多いでしょう 説明出来た=証明 ではありませんから
お礼
回答ありがとうございます。 『プロトサイエンス』という言葉があるのですね。 日本語訳がまだ未確定で統一されていないとか。 確立した科学と疑似科学の間に有るとか、 技術的理由で仮説が未実証なモノって身近な水に在ったんですね。 ホント、びっくりです。 回答ありがとうございました。
- arashi1190
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実際、お湯の方が早く凍るというデータがあります。 TVでも実験していました。 ためしてガッテン(2008年7月9日) http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q3/20080709.html
お礼
回答ありがとうございます。 実はあの番組を観てました。(ビデオもして何回か観ました。) Mpemba Effect(ムペンバ効果)と云う事だそうで、 で、番組で今も科学で謎とされていると云ってますよね。 でも、家の冷凍庫が一杯だから実験できません。(笑) ありがとうございました。
- arain
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>テレビの番組で、 >沸騰させた水(お湯)を冷凍庫に入れれば早く凍ると云っていた。 結論から書くと早く凍ります。 理由は水の中に溶け込んでいる不純物(この場合空気)が少なくなるためです。 但し、これは「お湯」ではなく、一度沸騰させた後の水となにもしていない状態の水の水温が同じ状態での話です。 「お湯」が「冷たい水」より早く凍るというものではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 沸騰させたお湯でしたか。 水に溶けている空気が沸騰で放出されるぶん早く凍るのですか。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 100度のお湯の方が熱?熱量を奪うのに有利なのですね。 熱の移動のしやすさですか。 ホント科学で説明できない事がまだまだ世の間かには一杯あるのでしょうかね。 回答ありがとうございました。