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6カ国協議について
日本からは外交官(官僚)が出席していますが 政治家(国会議員)は出席できないのでしょうか?
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- hukuponlog
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回答No.3
別に日本だけではなく、どの国も代表団を構成するのは、政府のメンバーです。6カ国協議は「政府間交渉」ですから、立法府のメンバーである国会議員は、その資格(国会議員)では出席できません。別途、何らかの政府の特命(政府の特命を受けて外国に交渉に行く与党議員=鈴木宗男氏なんてのがいました)を受けるか、または同行者として、会場周辺にいるかのどちらかです。 外交では、カウンターパート(パートナーという人がいますが、パートで良いのです:counterpart)という考え方があって、交渉や協議はそれぞれの国の「同格」の外交官・政府要人が行います。で、今回、アメリカの代表団長はヒル国務次官補(東アジア太平洋担当)です。日本でいえば、アジア大洋州局長が対等の関係にあります。これは日米以外のそれぞれの国でも同じです。 つまり、政府関係者(行政府)と国会議員(立法府)では、筋も違うし、カウンターパートでもありませんから、正規の交渉はあり得ないのです。ですから、正規の交渉には出席できませんし、正直言えば、選挙区向けの宣伝以外に行く意味も無いのではないかと思います。