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【古典】「さるべきものしかるあひだ~」などを品詞分解するとどうなりますか?

古典カテゴリ、というのがない(ですよね?)ので こちらで質問させていただきます。 接続詞「しかるあいだ」や連体詞「さるべき」などは これは本当に1語なのでしょうか。 「しかる/あいだ」 などや 「さる/べき」 などにはならないのでしょうか。

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  • fumkum
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回答No.1

>「さるべきものしかるあひだ~」などを品詞分解するとどうなりますか? 古典カテゴリ、というのがない(ですよね?)ので こちらで質問させていただきます。 接続詞「しかるあいだ」や連体詞「さるべき」などは これは本当に1語なのでしょうか。 「しかる/あいだ」 などや 「さる/べき」 などにはならないのでしょうか。 品詞分解は、「さる(ラ変動詞「さり」の連体形)べき(推量の助動詞「べし」の連体形)もの(名詞)しかるあひだ(接続詞)」です。 「さる(り)」は、副詞の「さ」に、ラ変動詞の「ある(り)」の結合した「さある(り)」が変化して「さる(り)」となったものです。「さ」の意味が「そう・そのような」ですから、「さる(り)」は「そうだ・そうである」の意味になります。これに推量の助動詞「べし」の連体形「べき」がついた「さるべき」は、「そうなるはずの」などの意味になります。 「しかるあいだ」はラ変動詞「しかり」の連体形の「しかる」に、名詞「あいだ」が付いたものです。ただし、「しかる」は、副詞「しか」(「そう・そのように」の意味)に、ラ変動詞「ある」が結合した「しかあり」が変化して、「しかる」(「そうである」の意味)になったものです。これに、「あいだ」がついて、「しかるあいだ」となり、「そうしているうちに・そのうちに」などの意味の接続詞になったのです。

oriyama
質問者

お礼

丁寧な解答をありがとうございました。