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借家の退去費用について*(長文です)
長屋の1軒に40年住んでいましたが 父の痴呆を機に引き払う事になりました。退去に際し大家からは痛みが激しいので修繕費用を一部負担して欲しいとして30万円払って欲しいと言われました。明細はまだ明かされておりませんが、経過年数や土地の特性等事を考えると払わなければならないものかと考えあぐねてしまいます。大家とは後日話し合いの時間を取る事にしましたが、負担の責任がどの程度あるのか正直判りませんのでご経験のある方、又は専門知識のおありの方にアドバイスを頂けると助かります *借家は名古屋です 入居は約40年前 但し戦後まもなく建てられた中古物件でした。1階平屋建て、トイレ水洗 風呂なし、駐車場なしです。 *家賃H20年現在38000円です 記憶にある限り今までに値上げが3回あります *契約書の類は紛失 大家の話では「家の修繕は借手が行う約束だった」との事 敷金、礼金をいくら払っていたかは不明 *低い土地の為、昔から浸水被害は年に1度は必ずといって良いくらい頻繁にありました。床下浸水は年中行事といって良いくらいです。 床上浸水も(畳は何とか無事でしたが)2回記憶にあります。 東海集中豪雨の際も床下浸水の被害がありました。 *土台の一部が腐っており、そこは床板が浮いた状態で常にべこべこしていました。 子供の頃、ブロック塀を作ってもらった左官屋さんが「シロアリにやられているので大家に言った方が良い」と言われているのを記憶しています。 *元もとの家に増築を2回しています 1箇所はベニヤの壁とトタン屋根で作った4帖程の部屋で子供の勉強部屋として作られ、のちに物置として使っていました。 もう1箇所は木の塀だったのをトタンの塀に取替えました。増築費用は私達が負担しているのですが領収書等かありませんので公的に証明できません *壁紙の汚れは相当ひどいのですが、壁紙を掃除しようにも「紙」の為、汚れを拭くと紙がはげてしまいメンテには限界がありました。 *度重なる浸水被害の為だと思われますが、家全体がゆがんでいて物心ついた時から建具等の開閉が上手く出来ない状態でした。特に外に面してる玄関の引き戸はレールの土台も腐りかけていて開けるときに「コツ」がいるほどです。 *畳は破れたり、畳表がすりきれたり、ヘリが擦り切れたりしています 一部カビもはえています。入居中の表替え、畳換えは1度もありませんでした。 *増築部分のトタン屋根に穴が開いて雨漏りがありました(増築部分の床、土台はそれが下で腐っています) *トタンで作った塀と扉は木枠が腐り、傾きかけています。 *家の歪みからトイレのタイルにヒビが入っています。 父はそれが気になったらしくガムテープでヒビを覆っていました。便器は汚れがひどく通常の掃除では黄ばみなど落としきれませんでした。 *大家は近所に住んでおり、浸水の状況など承知しているがシロアリ対策等の話は一切ありませんでした。 *当初父、母、私、弟の4人で暮らしていましたが20年前私が嫁ぎ、15年ほど前に母が他界し、5年ほど前弟が結婚し家をでた後は父が一人で暮らしていました。 *母が亡くなった後の掃除等は父と弟でしていましたが、どちらも不精で掃除は十分とはいえませんでした。 *退去に際し私物は総て引き払いました
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お礼
ご解答、アドバイスありがとうございました。先ほど大家さんに契約書の確認を求めたところ 入居の際、死んだ母と近所のよしみでの口約束で入居してもらったとの事でした。一応探しては見るけれど、契約書を取り交わした記憶はないとの話でした。 退去費用の30万も、リフォームの為見積もりに入った大工さんが、「増設部分のトタン屋根に空いた穴からの雨漏りも、土台の痛みに拍車を掛けて痛みが予想以上にひどくなった」「借主に負担を求めにゃいかんよ」との意を受けて請求したとの事でした。大家さん(主に奥さん)にはその内訳を出して欲しいと頼みましたが、ご主人の不在を理由に即答は避けられました。ただ今までの応対が一貫して感情的ではない分、まだお互い話し合いの余地があると感じる事が出来、それが今のところ唯一救いではあります。 父は痴呆があり記憶が曖昧で、当時の事を確認しようにもあてに出来ず、困っております。
補足
早速のアドバイスありがとうございました >大家さん本当に修理して貸すつもりなの? 実は老朽している事は入居中から判っていたので土台も腐りかけてる事だし、正直なところ、うちが退去した後は建替えるものとばかり思っていました。 ただこの借家2軒長屋でして、半年前隣の家が退去した後手を入れて新たしい入居者が入りました なので直して貸すというのはあながち嘘ではないと思います。 痛みや汚れがひどい事は認めますが、40年の経過年数がどの程度認められるのか・・・悩んでいます。