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シロアリ対策について。
新潟県長岡市で建替えを計画しております。 現在の家はシロアリが隣家に出て感染した経緯もあり 万全な対策をしたいと考えています。 敷地が狭い関係もあり、高床式にしようと思います。 2m程の基礎高さの上に木造住宅を建てる方法です。 業者の方は高くなる分侵入も難しくなり、 更に木部1mまで防蟻処理するから大丈夫だという 説明でした。 どなたか経験のある方良きアドバイスをお願いします。
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2の者です。 雪国で車庫兼用に2mの高床、とうかがいましたので、ちょっと事情が違うかな、と訂正いたします。 以前、隣家からのシロアリ飛び火被害に遭われた、というのは、お家のどの部分が食害にやられましたでしょうか? そのとき、地面から木材に向かって蟻が土を練って造ったトンネルがあったことを確認していますでしょうか? そうであれば、日本在来種のしろありが土から登って食べた、ということになります。 しかし、もしかして、食われてしまった被害は、軒より高い部分ではありませんか? 蟻のトンネル(「蟻道」といいます)がない。食害にあった場所が高いところ。・・・というのであれば、水分や湿気とは無関係に乾燥材木を好んで食べる(最近輸入木材にくっついて渡来した)欧米種のしろありかもしれません。 雪国ですから、mi-andoさんの今のお家でも、少し基礎は高めに(地面より30cm以上高さありますよね)なっていることと思います。日本在来種のしろありが、高めの基礎の家を食ってしまったという場合は、床が低いことが原因というよりも、もともとお風呂場や台所などの水漏れや屋根からの雨漏りがあって、材木が濡れていた原因のほうが要因として可能性が大きいように思います。 雪に閉ざされて春までの長期間、濡れた状態が続いているせいかもしれませんよね。 そうであればいくらしろあり薬剤をまいても解決にはなりません。 設計事務所のえらい先生は、しろありについては関知せずに芸術論や家の哲学ばかりを説くかもしれません。 日本建築家協会などの芸術系の超大先生クラスの設計事務所は避けて、家の耐久性ノウハウに強い実務的な設計事務所へ聞くとか、むしろ工務店の良心的なところに相談するほうがいいかもしれないですね。 哲学を披瀝したいだけのあまりに偉すぎる設計の先生や、商売優先でお客さまからの色々なリクエストには面倒くさがりの工務店は避けたほうがいいですよ。 軒や屋根の乾燥材を食べてしまう外来種のシロアリには、いまのところやられたことに気づいてから殺虫剤で駆除する以外に打つ手がない、ということをテレビで見たことがあります。 新しく新築されるお家は、住む人の持ち物ですから、業者任せにしてしまわず、ある程度自分の責任でこまめにあちこちペンキはがれや水漏れや虫害などチェックして自己管理をされるといいですね。
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- altosax
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2mの高床式はすごい重装備ですね! 白ありについては、床下や建物周囲の土壌がじめじめしていると、「この家はおいしいエサかな?」と物色しに来ます。 でも、カリカリに乾いていれば、そこまで蟻が来ていても「こりゃ食えない」とあきらめて帰っていきます。 高床を2mもの高さにすると、基礎だけでコンクリート造「建物扱い」としての構造計算が必要になったり、材料代だけでも大変な金額になると思いますが、もうその設計でmi-andoさんもご納得のうえで決定されているのでしょうか。。。 単純な白あり対策であれば、隣家に白あり被害があったとしても、床下防湿コンクリートや、いわゆる「たたき」「犬走り」と言われるテラス状の小さなコンクリートで建物外周をバリアすることで侵入防止/またたとえ侵入されても食害されずに帰ってもらうことができます。 (ただし、床下が万全でもお風呂やキッチンなどで水漏したり、結露や局部的な風通しの悪いあたたかい場所があったりすると油断してはいけません) 木部1mの防蟻処理は、特別なものではなく、一般仕様としてあたりまえにどんな家でも実施するものです。 ただし、最近は「シックハウス症候群」と呼ばれる化学薬品の副作用が注目されていますので、どんな防蟻剤を使用するのか、あらかじめmi-andoさんも予習したうえで、きっちりと業者に説明を受けておかれるほうがいいですよ。 ちなみに最近までとてもポピュラーだったクロルピリホスという薬剤は、使用禁止になりました。 有機りん系の薬剤はどれも似たような薬効ですので、クロルピリホス以外でも有機りん系だと気を付けたほうがいいと思います。 白あり剤をまいたほうがよいかどうか、ということについては、家の乾燥に注意するのを優先して薬はなるべくまかないほうがお金の節約にも健康のためにもよいと思います。 「5年保証の白あり剤」というのは5年間有毒成分が残っている、ということです。 今禁止になったクロルピリホス以前は、有機塩素系薬剤のクロールデンという薬が唯一の認可薬でした。これはすごい毒性でしたので、10年の長期保証が売り物でした。 すごい毒なので、当然禁止になりました。 もっと長期保証の「特別念入り施工」と称して無認可のひ素を使っていた業者もいました(これは和歌山カレー事件で有名になりましたね)。 化学薬品を使わず、天然ヒバ油で防蟻処理をするのが最近のトレンドですが、毒性は低いので保証年数はそんなに長くないと思います。でも、毒よりかいいですよね。 #1のご回答にありますとおり、木炭の敷き込み も最近の自然志向の流行で多くのかたが実践されています。 木炭の場合は、梅雨時などに吸湿した湿気を、冬に吐き出す必要があるのですが、もともとじめじめして、一年中湿気のある敷地の場合はためこんだ湿気を吐き出すことができないのが難点です。 珪藻土(北海道の稚内産が最も特性がすぐれているといわれています)ですと、梅雨の間に吸い込んだ湿気を冬に吐き出す能力が木炭よりも高く、その点、年中じめじめした敷地には向いています。 (ただし、木炭のような殺菌力はありません) 珪藻土と木炭のダブルだっていいわけですし、その前に床下をコンクリートなどで防湿処置しておくことはいうまでもありません。 設計事務所や工務店のかたと相談されて、もういちどよく練り直してみてはいかがでしょうか?
お礼
適切なアドバイスありがとうございます。 参考にさせていただき進めていきたいと思います。 補足ですがこちらは雪国なので高床式にて、その部分を 車庫にする事は条例で認められていて多くの家が施工 されていますのでご心配なく。念の為に・・
こんにちは。 白蟻の被害に遭われたことがあるんですか。 それは心配ですよね。 白蟻は湿気が大好きです。 床下は通気性を良くすることが大切ですよ。 よほど心配なら、通気ファンなど取り付けてはいかがですか? また、最近の家はほとんど施工してありますが 床下には土間コンクリートを打設しますよね? たまに、低価格の住宅業者などは施工しない場合があります。 白蟻は土の下からもぐってきますので。 ほかに、床下に木炭を敷き詰める方法もあります。 木炭が入った袋を床下に敷きこむんです。 サーチエンジンで、『白蟻 木炭』と入力すれば 参考URLのほかにもたくさんでてきますので。 防蟻処理の保障期間は確か5年だったかな・・・ 長年住む家ですから、時々点検は必要だと思います(^^)
お礼
早速のアドバイスありがとうございました。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。
お礼
引き続き具体的なアドバイスありがとうございます。 かなり詳しく教えていただき感謝いたします。