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実効税率について
税法のテキストでよく出てくる実効税率の式なんですけどちょっと理解できないので質問します。 法人税30% 法人住民税5.19% 事業税9.6% とします。 ここで事業税は損金に算入されるそうですね。 テキストだと (30%+5.19%+9.9%)÷(100%+9.6%) です。 私の考えですと 30%×(100%-9.6%)+5.19×(100-9.6%)+9.6% だと思うのですが。いかがでしょう。
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事業税の額は法人税と同様課税所得に事業税率を乗じて計算します。 質問者の方の数式は税引前利益に乗じているため結果が異なるものです。 税引前利益=課税所得+事業税額、 法人税額=課税所得×法人税率 法人住民税額=課税所得×法人住民税率(正確には法人税率×住民税率) 事業税額=課税所得×事業税率=(税引前利益×事業税率÷(1+事業税率)) という関係になっています。 これを以下の実効税率の式に代入すると、 実効税率=(法人税額+法人住民税額+事業税額)÷税引前利益 =課税所得×(法人税率+法人住民税率+事業税率)÷課税所得×(1+事業税率) となるので、約分して分子分母から課税所得を控除すると教科書の式になります。