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英文法の質問が3つあります。教えてください!
(1)Have you given any thought to what you will do after graduation. toの代わりにthatでも意味が通じると思ったのですがダメでしょうか? また、このtoですが文をつなげる為に必要なのは分かるのですが、この文ではどういった効果があるのですか? 最初、私はなくてもいいのではと思いました。 (2)His performance was at a very low level. atですが、私はなくてもいいのではと思ったのですが? atにはどういった効果があるのですか? (3)This factory doesn't provide a safe working environment. provide forだと思うのですが?
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こんにちは。いつも頑張っていらっしゃいますね。6/19のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <toの代わりにthatでも意味が通じると思ったのですがダメでしょうか?> だめです。 1.このような疑問が生じた理由は、thoughtをthinkの過去形である動詞とみなしたからだと思われます。 2.このthoughtは動詞ではなく、「考え」という名詞になります。それは、anyという形容詞がかかっていることからも名詞であることが推察されます。 3.このtoのかわりにthatが不可能なのは、この文の文型を考えると謎が解けます。この文は 主語S+give+直接目的語O+ to~「~にOを与える」 というSVOの第3文型になっているのです。 4.このtoは「与える」対象をさす前置詞で、前置詞のあとには名詞がきます。 5.つまり、toの後にあるwhat節は、名詞となる節=「名詞節」となっているのです。 6.ちなみに、このwhatは先行詞を兼ねた関係代名詞で、=that which「~するところのこと」として使われています。 先行詞thatが関係詞節内の他動詞doの目的語だったのです。先行詞を関係詞節内に戻すと you will do that after graduation 「卒業後にそれをする」 となり、目的語thatが前置され、関係詞whichと一緒になって一語になったのがwhatというわけです。 例: ~that which you will do after graduation. =~what you will do after graduation. 7.一方、関係詞whatは、間接疑問文となる疑問詞「何」と解釈することもできます。その場合は、whatは疑問代名詞としてdoの目的語になっていると考えられます。 8.以上のようにwhatは関係詞、疑問詞どちらの解釈も可能な場合は、文脈によってすっきりする解釈を選んで結構です。 (1)関係詞の訳なら「あなたが卒業後にするであろうこと」という名詞的な訳になります。 (2)疑問詞の訳なら「あなたが卒業後に何をするだろうかということ」という間接疑問文的な訳になります。 8.以上を踏まえて訳の流れは (直訳)「あなたが卒業後にするであろうことに、何か考えを、与えますか?」 →(意訳)「あなたが卒業後何をするか、何か考えていますか?」 ぐらいになります。 ご質問2: <atですが、私はなくてもいいのではと思ったのですが?> 必要です。 1.理由は、なければSVCの第2文型になりますが、そうなると主語Sと補語Cの関係が不自然になります。 2.SVCの文型では、SとCの間にはS=Cという関係が成り立ちます。 例: He is a student.(He=a student) しかし、ここではHis performance=a very low levelという関係にはなりません。 3.何故なら、levelは「水準」「位置」という名詞であって、「パフォーマンス」はその名詞と同意の関係にはないからです。 ご質問3: <atにはどういった効果があるのですか?> 場所を表す前置詞の働きをしています。 1.ここではat a very low levelで「非常に低レベルの位置に」という、レベルの「場所」を表す働きをしている前置詞になっています。 2.つまり、at a very low level.で場所を表す副詞句として、完全動詞was<be「ある」「存在する」にかかっています。 3.従って、この文は His performance:主語S was:完全自動詞V at a very low level:場所を表す副詞句で修飾語M として、SVの第1文型になっているのです。 4.つまり、He is at home.「彼は家にいます」と同じように、atがなければ場所を表すことができないのです。 ご質問4: <provide forだと思うのですが?> forは不要です。 1.ここでのprovideは目的語をとる他動詞として使われています。 2.意味は「~を供給する」「~を与える」という意味になります。 3.provide forは自動詞の用法になり、意味は「~の準備をする」「~に備える」となります。 4.つまり、forの有無によって意味が異なります。ここでは文脈「安全な職場環境を提供する」を考えると、forのない用法が適切となります。 以上ご参考までに。
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- ydna
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(1) to は、不可欠です。 Have you given him the present? ---1a Have you given the present to him? ---1b 「あのプレゼント、彼にあげた?」 1b の文で、もし、to がなければ、 *Have you given the present him? 1a の語順ですから、 「あのプレゼントに彼をあげた?」 の意味になってしまいます。 文(1)は、「what 以下に any thought を与えたか?」の意味です。 「卒業してから何をするか(という疑問)に、何か考えをもう与えた?」[直訳的] 「卒業してからどうするか、もう考えた?」[意訳的] また、「that + 節」と「wh- + 節」は、置き換わることがありますが、「that + what 節」はありません。 ======================================= (2) at は、あった方がいいです。 He is an actor. 「彼は役者(というもの)である。」「S名詞 is C名詞」SはCというものである。 level を LDOCE Online で調べてみました。 文(2)では、次のような意味です。 > a particular standard of skill or ability, for example in education or sport 「技能、能力の特定の水準、例:教育、スポーツで」 文(2)の意味は、 「彼の演技[演奏]は、とても低い水準(のところ)にある。」 「S名詞 is M副詞(場所)」SはMにある/いる。」 で、 「彼の演技[演奏]は、とても低い水準(というもの)である。」 「S名詞 is C名詞」SはCというものである。 ではありません。文(2)は、He is in his room. と同じ形で、He is an actor. の形ではありません。 ---------------------------------- be 動詞の後ろに「時」がくると前置詞が省略されることもあります。 His birthday is (on) June 23. 「on があれば、『~にある』の感覚で、なければ、『~である』の感覚です。」 主語も「時」で、S=C は成り立ちます。 ======================================= (3) provide a safe... です。for は使いません。 provide は、基本的に他動詞です。 Plants provide a lot of things for humans. ---3a SVO for.... 「植物は人間に多くの物を供給してくれる。」 文脈上、O であるものが判っていれば(常識的に理解できれば)、Oを省略します。 Plants provide for humans. 「植物は人間に(必要な物を/供給できる物を/今述べた物を)供給してくれる。 文(3)の a safe working environment は、文 3a の a lot of things にあたり、humans の相当する部分ではありません。 以上、少しでもお役に立てたでしょうか?★★
お礼
分かりやすい回答でとても役にたちました! ありがとうございました!
お礼
いつもわかりやすい回答で大変ためになっています! 特に今回の(1)の説明にはなるほどとしか言いようがありません! ありがとうございました!