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新興国株式はどこが有望でしょうか?
インフレでダメージの大きい新興国ですが、ロシアやブラジルなど一部の資源のある国は堅調です。大きく下げてる今、有望な新興国に少しづつ試し買いをしようと思っていますが、アドバイスをお願いします。 本日のニュース記事に「工業化の進展が早く、しかも生産財生産の技術が育ちつつある国」とかありますが。。。皆さんの意見を聞かせて下さい。
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- Trane37
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新興国投資で有名なMark Mobiusは、徹底した分散と逆張りを信条として、すばらしい投資成績を上げてきました。新興国投資では彼の経験と考えが大いに参考になると思います。 http://rich-navi.com/mobius.html 新興国のうちBRICsと呼ばれる、ブラジル、ロシア、インド、中国はめざましい経済発展をとげています。私は今でもここしばらくはこれらの国々が世界の株式市場でも主役を演じると考えています。なぜなら、これら諸国の通貨は健全であり、経済発展に必要なインフラや人的資源も豊富だからです。現在、原油、資源、農産物の高騰で、恩恵を受けているロシア、ブラジルが最近は好調ですが、逆に原油安になれば、中国、インドの株式市場が息を吹き返すと思っています。中国・インドの経済成長は他国の追随を許さぬほど驚異的で、政府のマクロコントロールも早め、かつ正確です。 2番手グループであるトルコ、南アフリカ、ベトナムなどは、貿易赤字が多く、通貨が不安定です。フィリピン、インドネシアなどの通貨や株式も最近、ベトナム通貨危機の可能性への連想からか売られています。通貨が不安定な国がいかに危険かは97年のアジア危機や98年のロシア危機を見ればわかると思います。株価はピークから5分の1になります。また資産を引き上げようにもロックされて動けない可能性もあります。 ただし、この2番手グループは現在株式がだいぶ割安になってきています。リスクをとってそろそろ出動の時期は近いかなと思いますが、そろそろとはあと数年後かもしれません。 原油高でうるおうアラブ諸国の株価も堅調ですが、原油安となれば、急下降を余儀なくされるのではないでしょうか。世界一の高層ビルが完成したとたんその国のバブルは崩壊するという経験則から、ドバイなど、今がピークのような気がします。 結論的には、中国、インド、ロシア、ブラジル、少し待って(1-2年)二番手グループ、トルコ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、パキスタンというところではないでしょうか。マーケットのクラッシュから逃げ出せない可能性も考えて、「とにかく分散」(モビアス)を心がけることが肝要かと考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 Mark Mobiusの考え方、参考になります。 「株価はピークから5分の1になります。また資産を引き上げようにもロックされて動けない可能性もあります」、、、新興国単独への投資はリスクが大きいですね。(特に資源のない国) ドバイについては現在ピーク説とまだ2,3年は伸びるだろうとの説がありますね。 詳細で丁寧な回答をしていただきありがとうございます。